新海美優 怪我から復帰の大会参戦は「ワクワクドキドキ」

4試合ぶりに大会に参加した新海美優(撮影:鈴木祥)

左足首の怪我のため4月に入ってからのトーナメントを欠場していた新海美憂は、4試合ぶりに「パナソニックオープンレディス」に参戦。3日間通算5アンダー、4位タイという好成績でフニッシュした大会を自身のインスタグラムで振り返った。

「3週ぶりの試合はワクワクドキドキで溢れていました」と書き始めから大会に復帰できた喜びが感じられる。しかも最終日は「藤田さいきさん、永峰咲希ちゃんとで最高なペアリングでしたー」とも。永峰は同級生で子供のころから仲よしというだけに、気持ちの上でも大いに後押ししてくれたことだろう。
 
新海は今年3月に開催された「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でスイングの際に足をひねってしまった。次週の大会には出場したものの違和感が消えず医師の診察を受けたところ左足首の靭帯損傷とのこと。完治まで3週間という診断を受け思い切って試合の欠場を決断。メルセデスランキング争いが厳しい中での欠場には覚悟が必要だったと思われるが、その成果を大いに発揮した大会とすることができた。
 
同組の永峰はロングホールの第3打をダイレクトにカップインさせるダンクショットでイーグルを奪うなど優勝争いを展開。惜しくも首位と1打差の2位だったが、その優勝を争うプレーには「最後まで本当にかっこよかったし勉強になりました」と大きな刺激を受けた様子だ。
 
最後にハウスキャディに向けて「ライン読み完璧でめちゃくちゃ助けて貰いました!」と感謝の言葉で締めくくっていた。

コメント欄には藤田から「こちらこそありがとね~」というメッセージ。怪我を心配していたファンからも「ナイスプレーでした」と称賛の声が相次いだ。さらに「上位フィニッシュお見事でした」「同郷から応援しています」「この調子で優勝だ」との声援が送られていた。

次は4日に開幕するJLPGA公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に出場予定。怪我からの順調な回復を果たした新海が、公式戦でさらに好成績を残すことができるか、その活躍に注目したい。

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