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NBAスーパースターの粋な演出に少女が号泣!交流後の試合では34得点&通算2万得点のメモリアルゲームをプレゼント<DUNKSHOOT>

ナゲッツ戦の開始前、ファンの少女のもとを訪れたカリー。感涙する彼女に優しく言葉をかけた。(C)Getty Images
NBAのスーパースターが、ファンに対する振る舞いで脚光を浴びている。

現地時間3月10日、敵地デンバーでナゲッツと対戦したゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、試合前にある少女のもとを訪れ、コミュニケーションを交わした。

家族とともにコートサイドの席に座る10歳ほどの彼女、実は3日前に同地で行なわれた一戦にも観戦に来ていたのだが、その日はカリーが休養で欠場。母親いわく、3年間旅費を貯めての念願のNBA観戦だったが、お目当ての選手が見られず、少女は涙を流していた。

ところが、この事実を知ったウォリアーズの広報は家族宛てに10日の試合のチケットをプレゼント。さらに試合前には憧れのカリーと対面する粋なサプライズも演出した。
ウォリアーズのキャップにカリーのレプリカジャージーを身につけた少女は、カリーが姿を見せるなり、涙があふれ号泣。それを見たカリーは優しくグータッチを交わして肩に手をやると、「カードにサインさせてくれないか?」と声をかけて、少女が持っていたトレーディングカードと応援ボードにサインを書いた。

なおも涙が止まらない少女に対し、カリーは「君の笑顔を見せてよ」と言って笑みを引き出すと、最後は肩を寄せて2ショットを撮影した。

その後の試合では、カリーが5本の3ポイントを含む両チーム最多の34得点を叩き出してウォリアーズが勝利。同点で迎えた試合終盤には鮮やかな決勝点を沈めたほか、この日はNBA史上49人目の通算2万得点を達成するなど、まさにスーパースターの輝きを放った。

試合後、今日の出来事について「これがNBA、ファンあってのものだ」と語ったカリー。少女にとっては一生忘れられない思い出となったに違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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