現地時間３月10日、MLB機構と選手会は新たな労使協定に合意。昨年12月２日から99日間続いていたロックアウトがついに解除され、４月７日にシーズンが開幕することが決まった。
当初予定していた開幕日から１週間遅れのスタートとなるも、従来通り162試合を実施する。ポストシーズン参加チーム数を10から12に拡大、ナ・リーグでの指名打者（ＤＨ）制度の導入などが新たな労使協定に盛り込まれた。
開幕を待ち焦がれていたファンやメディアは、この朗報に沸いた。米国のポッドキャスト番組で司会を務めるダン・クラーク氏は、「FA（フリーエージェント）の憶測が再開」「ライバルファンとの交流も復活」「ショウヘイ・オオタニ奇才が戻ってきた」などと箇条書きでMLB再開を喜んだ。
米国ポータルサイト『Defector』のケルシー・マッキンニー氏は、「MLBが我々の美しい天使ショウヘイ・オオタニの１年を無駄にしなくて良かった」とコメント。テネシー州在住のキース・シャロン記者は「よし、終わった！マイク・トラウトとショウヘイ・オオタニでエンジェルスはポストシーズンに出てくれないかな」と2014年以来のポストシーズン進出に期待を寄せている。
春季キャンプは近くフロリダ、アリゾナ両州で始まる。また凍結されていた移籍市場もついに動き出し、各球団は開幕へ向けて本格化的に動き出す。
構成●THE DIGEST編集部
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