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「お互い忙しかった(笑)」と会話できず… 渋野日向子は地元出身アリソン・リーとのペアで大ギャラリー

アリソン・リーとともに大歓声を受けた渋野日向子(撮影:ALBA)

<DIOインプラントLAオープン 3日目◇1日◇パロス・ベルデスGC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

今大会はアメリカの大都市・ロサンゼルスの郊外で開催されているということもあり、駐在員や海を渡って応援に駆けつけた日本人ファンが試合を観戦している。渋野日向子組には多くのギャラリーがついたが、一緒に回ったアリソン・リー(米国)目当てのギャラリーもたくさん。ふたりで多くのギャラリーを引き連れた。

アリソンはカリフォルニア州が地元で、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)出身の26歳。この日はゴルフ部の仲間らをはじめ、地元のファンが集結。ナイスショットが飛び出せば「Good!」、ナイスバーディを奪えば「Woohoo!」と大盛り上がりで、まさに“アメリカ”な声援を送っていた。

渋野にも大きな声援が送られたが、感謝しながらも「申し訳ないくらい情けないゴルフをしちゃった。すごくアリソンにも申し訳ないなって」と2サムで回った18ホールを振り返る。

プレーのテンポも良く、「すごく個人的には回りやすかった」というペアリング。「めちゃくちゃいい人」とアリソンの人柄を語るが、「なんかもうちょっとしゃべりたかった。お互い忙しかったから(笑)」と互いに山あり谷ありのラウンドで、会話を交わすことはなかなか難しかった様子。渋野は5バーディ・4ボギーの「70」、アリソンは3バーディ・1ボギー・2ダブルボギーの「73」という一日だった。

ラウンド中の会話から友達に発展するのは「なかなか難しいかな~」と話す一方で、積極的に会話してくれる選手も多いという。「話しかけてくれる選手も多いので、個人的にはありがたい。そういう人たちを大切にしたいです」と、シード選手として過ごしている米ツアー2年目はそんな“友達作り”も思い描く。

最終日はタイの23歳パジャレー・アナナルカルン、米オレゴン出身のキャロライン・イングリスとの組み合わせ。午前10時46分(日本時間翌午前2時46分)に1番からスタートする。(文・笠井あかり)

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