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はじめての幹事さん必見! ゴルフコンペで押さえるべき3つのポイントを徹底解説

3.当日の競技ルール

下記のように競技ルールを設定します。それぞれの算出方式で1日限定のハンディキャップを算出し、初心者からベテランまでレベルに関係なく一緒にゴルフ競技を楽しめる仕組みになっています。

【競技ルールまとめ】

算出方式:『ペリア』
【隠しホール数:6ホール】
・隠しホールのパーの合計が24になるように設定される
・隠しホールのスコアを1.5倍-72(18ホールのパー合計)×0.8=ハンディキャップ
・グロススコア-ハンディキャップ=ネットスコア
算出方式:『新ペリア』(ダブルペリアとも呼ばれる)
【隠しホール数:12ホール】
・隠しホールのパーが48になるように設定される
・隠しホールのスコアを1.5倍-72(18ホールのパー合計)×0.8=ハンディキャップ
・グロススコア-ハンディキャップ=ネットスコア
算出方式:『新新ペリア』
【隠しホール数:9ホール】
・隠しホールのパーが36になるように設定される
・隠しホールのスコアを1.5倍-72(18ホールのパー合計)×0.8=ハンディキャップ
・グロススコア-ハンディキャップ=ネットスコア

グロススコアが悪くても隠しホールで悪いスコアを打っていたらハンディキャップが増えて、ネットスコアが良くなるという考え方。ただ、隠しホールは誰にも知らされないのでわざと大たたきをすることはできない、それもまたハンディキャップ方式の面白いところだ。

●コンペ当日の朝に、マスター室に算出方式を伝えましょう。

計算方法は? と聞かれた場合の回答例は下記を参考にしてください。
例えば『上限なし』と『上限あり』があります。

『上限なし』でお願いします。

「初心者にも優勝や上位のチャンスをあげたい!」というケースであれば『上限なし』がおすすめです。隠しホールであっても、上限がないので打数をすべてカウントすることができます。

(例)パー5で13打叩いたら、そのホールはそのまま13打とカウントする。そしてオーバーパーの打数を所定の計算方法と同様に計算。
上限がないほうが初心者の方がネットスコアで上位にいきやすくなります。

『上限あり』でお願いします。

コンペの参加者が多い、上級者が多い場合などは『上限あり』を選ぶことが一般的です。上限の設定は下記のいずれかを選びます。

⑴ ダブルパーカットは各ホールのダブルパー、つまりパーの2倍が計算上の打数上限値となります。
トリプルボギーカットは各ホールのトリプルボギー、つまりパー+3打が計算上の打数上限値となります。

上記のようにマスター室に伝えれば、成績表を作成してくれます。必ず、事前に伝えましょう。

隠しホールとは?

ハンディキャップ算出用に選定されたホールのこと。プレー終了後までどのホールが対象かがわからない。隠しホールで悪いスコアが出て、それ以外のホールでいいスコアが出ていれば、ハンディキャップの数字が多くなりコンペの順位は上位に入りやすくなる。

隠しホールになるのは、一般的にはパー5が2個、パー4が8個、パー3が2個と考えられる。

ハンディキャップとは?

レベルが異なるプレーヤー同士が公平な基準で競い合えるように設定されるもの。コンペでつかわれるハンディキャップの多くは「プライベートハンデ」と呼ばれるもので、当日のスコアのみで決定される。1日限定のハンデである。

4.まとめ

今回はゴルフコンペの幹事が準備する基本的な内容をまとめました。これを読めば、はじめての幹事を任せられたあなたもスムーズに準備できること間違いなし! 準備することはたくさんあって大変ですが、幹事は幹事ならではの楽しみがたくさんあります。ぜひ、参加者としても幹事としてもゴルフコンペを楽しんでください。

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