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「収穫はない」と切り捨てた日本2連戦 渋野日向子がホールアウト後の笑顔で伝えたかったコト | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 G・ドライバーグ -20 2 永井花奈 -16 3 L・グラント -15 4 西村優菜 -13 5 古江彩佳 -12 山下美夢有 -12 上田桃子 -12 8 勝みなみ -11 吉田優利 -11 10 L・ヴ -10 順位の続きを見る

怒りや葛藤を出さぬよう、天を見上げ耐えた渋野日向子

怒りや葛藤を出さぬよう、天を見上げ耐えた渋野日向子(撮影:佐々木啓)

TOTOジャパンクラシック 最終日◇6日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

最終日も伸ばせずトータル1オーバーの64位タイ。「4日間いいところなし」と振り返るどころか、9位タイに入った「樋口久子 三菱電機レディス」を含めた2試合についても「収穫はない」と日本での2週間をバッサリ切り捨てた。

笑顔でキッズと記念撮影する渋野日向子【動画】

それでもホールアウト後には笑顔を振りまいた。プレー中は下を向く場面も少なくなかったが、胸を張り、顔を上げてアテストへと向かった。これらのすべてはファンのためだった。

「たくさんのギャラリーさんが来てくださって、自分も楽しみながらやりたかったがゴルフがそうさせてくれませんでした。それでも最後まで応援してくださった方々には感謝しかない。きょうも小さい子がたくさん来てくれた。スタート前とホールアウト後だけでもなるべく目を合わせるようにしたかった」

プレーで魅せられずとも応援してくだった人たちへ、何らかのかたちで感謝を表現したかった。今大会は米国女子ツアーとあって現在日本ツアーでは行われていないファンとのサインや撮影会も行われた。「いまはファンと触れ合う機会が減っていますが、米ツアーは先陣を切ってやらせてくれている。それが日本でできるのはいいことですし、自分もできるのがうれしいです」と時には100人を超える列にも笑顔でペンを走らせた。

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