最高の一瞬『日本は世界ベスト4(ビーチサッカー)』

2019年のビーチサッカーワールドカップの準決勝、日本対ポルトガルの写真です。

オープンエアの競技で開放感があり、砂が舞うなかでゴール前のスリリングなシーンがたくさん訪れるのが、ビーチサッカーの魅力と感じています。ただ、屋外だけにこうした天候のときもあります。試合の途中からすさまじい豪雨となりました。

この大会は、ビーチサッカーでは別格の実力を持つブラジルが準々決勝で敗れる波乱があり、この日本とポルトガルの準決勝は、事実上の決勝戦と言われていました。砂が雨を吸って重たくなるなか、両者点を取り合い3-3。延長に入っても決着せずにPK戦となったのですが、日本は敗れてしまいました。

結局、この試合に勝ったポルトガルが、決勝でもイタリアを下し優勝。日本は心身共に回復せず、3位決定戦でもロシアに敗れて4位となりました。

ベスト4での試合は、紙一重の戦いで、互角の勝負と言えました。新しい日本代表のユニホームで、世界チャンピオンになってほしかったなという思いがありましたが……。

ただ、日本は、キャプテンの茂怜羅オズが大会MVPに選ばれました。4位のチームからMVPに選ばれるのは異例のこと。そのくらい彼の存在感が、この大会で際立っていました。

▼六川則夫(ロクカワ・ノリオ)

1951年、東京都板橋区生まれ。早稲田大学校卒業後、ムービーの世界で撮影助手となる。1979年日本で開催されたワールドユースでマラドーナに心酔し、1982年のスペインWCを皮切りに,2018年のロシア大会まで、スチールカメラマンとしてフルカバー。気が付けばWC取材歴10回を数える。今から2022年のカタールWCを楽しみにしている。

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