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11月のマスターズ 決勝ラウンドは早い時間に終了、その理由は…(No.156815) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

2019年のマスターズは午後3時には終わっていた(撮影:GettyImages)

例年は4月開催の「マスターズ」が今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で11月開催。さらに第3ラウンドの土曜日は午後5時30分、最終ラウンドは午後2時45分の終了を予定しているという。

タイガー・ウッズのドライバースイングを全米プロで撮影【連続写真】

その理由は、秋だから日照時間が短い、というわけではない。米国内で同大会を放映するCBSがアメリカンフットボールとの重複を避けるために時間の調整が行われる。正式発表はまだされていないが、CBSスポーツのショーン・マクマナス会長がNFLとの電話会見でオーガスタ・ナショナルGCと本件について進めていることを明かした。

同時に開催されるのは11月14日(土)がNCAAの大学アメフトで、アラバマ大対ルイジアナ大。最終日の15日(日)はNFLが午後4時過ぎから放映されるため、プレーオフの可能性も考慮し2時45分と繰り上げた。

マスターズといえば例年は午後7時に終了予定で、最終組のスタートは午後3時前後。ところが昨年タイガー・ウッズ(米国)がメジャー15勝目を挙げた大会では午後に雷雨の予報が出ていたため午前9時20分にタイガーはスタートしたという例もある。

米国では大人気のアメフト。「時間を早めることは新たなゴルフファン獲得の大きなチャンスになる。アメフトにとっても良い影響となる」となるとマクマナス会長は自信を見せている。(文・武川玲子=米国在住)

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