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早田/張本が惜しくも準V 宇田/戸上、伊藤/早田が揃って4強進出<卓球・シンガポールスマッシュ2023>

張本、石川が惜しくも3回戦敗退

男子シングルス3回戦には張本が出場し、2022年アフリカ選手権王者のクアドリ・アルナ(ナイジェリア)との対戦となった。

写真:張本智和(IMG)/撮影:ラリーズ編集部
写真:張本智和(IMG)/撮影:ラリーズ編集部

第1ゲームでは、台上から仕掛けて先手を取る張本だったが、回転量の多い返球で得点を重ねたアルナが先制する。

接戦となった第2ゲームでは、アルナの豪打と張本の鉄壁のブロックがぶつかり合う展開になる。デュースになるも、アルナの回り込みフォアハンドドライブが炸裂し、アルナが第2ゲームも連取。

写真:クアドリ・アルナ(ナイジェリア)/撮影:ラリーズ編集部
写真:クアドリ・アルナ(ナイジェリア)/撮影:ラリーズ編集部

第3ゲームでも、勢い止まることなくアルナの猛攻が続き、ゲームカウント3-0でアルナに軍配が上がった。

女子シングルス3回戦には石川佳純(全農)が出場し、Tリーグで同じチームに属する韓国の若手選手である朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)と対戦。

写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部
写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部

第1ゲームでは、競り合いになるも鋭いコース取りで得点を重ねた石川が先制する。しかし、序盤で連続得点に成功した朱芊曦が第2ゲームを奪取すると、白熱するラリー戦を制し第3ゲームも連取。

第4ゲームも朱芊曦が主導権を握り、最後は石川のフォアハンドドライブがオーバーミスとなり試合終了。石川は惜しくも3回戦敗退となった。

17日は、男女ダブルスの準決勝が行われ、日本勢からは宇田/戸上ペア、伊藤/早田ペアが出場する。両ペア共に中国トップ選手との対戦となり、白熱する戦いとなる事が予想される。

日本選手の16日の結果と、17日の試合予定は以下の通り。

16日日本選手試合結果

男子シングルス3回戦

張本智和(IMG)0-3 クアドリ・アルナ(ナイジェリア)〇

女子シングルス3回戦

石川佳純(全農)1-3 朱芊曦(写真:樊振東(チュチョンヒ・韓国)〇

男子ダブルス準々決勝

〇宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)3-2 邱党(キュウダン)/ベネディクト・デューダ(ドイツ)

女子ダブルス準々決勝

〇伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)3-1 クリスティーナ・ケルべリ/リンダ・バルグストローム(スウェーデン)

混合ダブルス決勝

張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)1-3 王楚欽(ワンチューチン)/孫穎莎(スンイーシャ・中国)〇

17日日本選手試合予定

男子ダブルス準決勝

宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)- 樊振東(ファンジェンドン)/王楚欽(ワンチューチン・中国)

女子ダブルス準決勝

伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)- 陳夢(チェンムン・)/王藝迪(ワンイーディ・中国)

文:ラリーズ編集部

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