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大谷翔平(写真:AP/アフロ)

ベッツ5割、フリーマン4割に対し大谷翔平は打率2割、浮上のきっかけ掴めず無安打で37打席本塁打なし

大谷翔平(写真:AP/アフロ)
4月3日、メジャーリーグ「ロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツ」の一戦が行われ、5-4でドジャースが勝利した。

これでドジャースは3連勝となり、6勝2敗で西地区首位キープとなった。

開幕から8試合連続5得点以上という球団史上初となる記録を樹立した。

前日まで本塁打なしの大谷翔平は、この試合も快音聞かれず3打数無安打で37打席連続本塁打なしとなった。

絶不調の大谷翔平、ベッツを含む他の打者が好調ゆえに悪目立ちしている

この日行われたジャイアンツ戦でもベッツとフリーマンはMVP経験者らしい圧倒的な活躍を見せた。

1番ベッツは第2打席で5号ソロを放つなど2安打を記録。

3番のフリーマンは3安打の固め打ちで抜群の存在感を放つ。

しかし、2番の大谷翔平は開幕からの不調から脱することができず無安打に終わった。

この試合が終わった時点の打率は、ベッツ.500、フリーマン.414となっている。

さらには4番を務めるウィル・スミスも.429、5番のマックス・マンシーも.300と好調を維持している。

この4選手に対して2番を務める大谷は.242となっており、上位打線では大谷だけ結果が残せていない。

昨シーズンのア・リーグ本塁打王が未だ本塁打ゼロとなっている。

本塁打が打てないだけでなく打率も低いが、なによりも前後の選手たちが好調であるがゆえに、悪目立ちしているのは間違いない。

肉体的にはそれほど問題はないはずだが、やはり例の騒動による精神的ショックが影響していると考えるのが自然だろう。

この不調が今後も続くようならば、下位打線に打順を変えるといった選択肢も考えられる。

今のところ打率.304、本塁打44本を記録しMVPに輝いた打者としては物足りない数字となっている大谷。

しかし、あくまでも怪我明けの選手であり、その本来の実力を考えれば今後巻き返す可能性は高いといえるだろう。

果たして大谷は今後しっかりと復調し安打と本塁打を量産することができるのか、注目だ。

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