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今季の主役は久保と三笘ではなく冨安健洋と遠藤航!プレミアとCL&ELで頂を目指す

写真:冨安健洋(提供:アフロ)
いよいよ欧州で行われているシーズンも佳境を迎えている。

各国リーグでは優勝争いが熾烈を極めており、CLやELもまもなく準々決勝が行われる。

日本で最も注目されていた久保建英所属のソシエダや三笘薫所属のブライトンは残念ながらCLとELですでに敗退しており、国内リーグ戦でも苦戦を強いられている。

しかし、冨安健洋所属のアーセナルと遠藤航所属のリヴァプールに関してはプレミアリーグで優勝争いをしており、CLとELでそれぞれ準々決勝に勝ち進んでいる。

アーセナルはバイエルンと対戦。冨安は後半から出場か

まずは冨安健洋だが、今季も何度か怪我をしたことによりポジションを奪いきれずにいる。

しかし、契約延長がされたことでも分かるようにその実力はトップクラスでアルテタ監督からの信頼も厚い。

スタメンと同等の評価を受けていて、コンディションさえよければ出場機会は自然と多くなる選手だ。

CLのバイエルン戦が4月9日(日本時間4月10日4時)に行われるが、冨安はここ数試合と同様に後半25分程度から出場する可能性が高い。

バイエルンを倒せばCLベスト4と頂が見えてくるだけに、この第1戦は非常に重要な試合だといえるだろう。

プレミアリーグでも再び首位に立っており、今後冨安が活躍すればより優勝に近づくはずだ。

今季最も大きなサプライズとなった遠藤航

日本人ファンでさえ、遠藤がこれほど活躍するとは思っていなかっただろう。

まさか加入初年度から名門リヴァプールの主力となり、プレミアリーグで優勝争いをしながらELでもベスト8まで勝ち進むとは思っていなかったはずだ。

リヴァプールでも激しいデュエルは健在で、試合中には何度も相手からボールを奪っている。

危機察知能力も高く、今季はそこに前線への安定したボールの供給という能力が加わった。

もはや「世界屈指のアンカー」と称されるようになった遠藤は、4月11日(日本時間4月12日4時)にアタランタと準々決勝第1戦を戦う。

クロップ監督は退任を発表しており、サポーターや選手などチーム全体がこの名将に有終の美を飾ってもらおうとモチベーションを高めている。

プレミアリーグでも1位のアーセナルと勝点で並んでおり、十分に優勝を狙える。

ELとの2冠が達成できれば、クロップ監督にとって最高の花道となるはずだ。

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