シン貧打爆裂レポート『M.CRAFT OMOI No.06 パター』

注目ポイント

ミズノは、『M.CRAFT OMOI No.06 パター』を2023年10月6日に発売しました。

2020年に発売された初代の『M.CRAFT パター』は、ヒットしたとは言えませんでしたが、ツアープロや通なゴルファーには好評だったそうです。2022年の秋に二代目として『M.CRAFT OMOI パター』のNo.01~No.03の3本が出て『OMOI』がマッチして評価を高めました。それから1年。今回、追加バージョンとして、No.04~No.06の3本が市場投入されたのです。

ツアープロに供給されていたのに、未発売だったモデルが追加バージョンのラインアップです。関心を持っている人は実は多いのではないかと個人的には思っているのです。

今回取り上げる『M.CRAFT OMOI No.06 パター』は、いわゆるツノ型ヘッドのショートネック。個人的には、最も注目をしていた1本でした。ツノ型ヘッドは今やスタンダードです。

『M.CRAFT OMOI No.06 パター』のコピーは、“重めのヘッドウェイト設計で安定性と打感が向上した軟鉄鍛造削り出しパター。フェースローテーションがゆるやかなゴルファーにおすすめ。”です。

名称の「OMOI」には、重量が「重い」という意味と、クラフトマンシップという「想い」という意味が込められています。また、慣性モーメント(MOI)が大きいという意味もあるそうです。

素材、製法、設計に妥協をしないで究極の打感を目指したパターを開発した結果が、『M.CRAFT OMOI No.06 パター』です。スッキリとして美しい直線と曲線のデザイン、アドレスで集中できる仕上げが目で見てわかる部分になります。

テクノロジーというより、一つ一つの積み上げで丁寧に作り上げたのが『M.CRAFT OMOI パター』ということになります。『M.CRAFT OMOI パター』の仕上げは3種類。ブラックの「ガンメタルIP」と、シルバーの「ダブルニッケル」、ブルーの「ブルーIP」になります。(ブルーIPは数量限定)それぞれにとても良い感じで、細かい気配りを感じさせます。高級感の演出にもなっていますし集中力アップとしての機能性も感じました。今回試打した『M.CRAFT OMOI No.06 パター』は、「ダブルニッケル」を選びました。

ちなみにソールの3×2のウェイト(1×2はディフォルトで装着)の交換用の専用キットも付属しているそうです。最大で20gも重量を変えることができます。それが無料です。お得感があります。

試打した日は、曇りで、気温は18℃~29℃。微風。グリーンは8.5フィートの速さ。
使用したボールは、使い慣れていてクラブだけの影響に集中できる『TOUR B X』です。

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