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古江彩佳の2022年を象徴する文字は「経験」 過去3年の悔しさ晴らすメジャー制覇へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

疲れも見せずに笑顔 本当にタフです(撮影:佐々木啓)

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇23日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6487ヤード・パー72>

初出場だった2019年大会を2位タイで終えると、20年も2位、さらに昨年も3位タイという好相性大会に臨む古江彩佳。米ツアーメンバーになってから初めて迎えるシーズンの最後に、ここまであと一歩届かなかったメジャー大会で優勝を目指すことになる。

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先週はフロリダ州で行われた米ツアー今季最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」に出場。それを日本勢最上位となる25位タイで終え、すぐさま帰国した。22日(火)の夕方に日本着という強行軍だが、開幕前日には元気な様子でプロアマ戦にも参加。「最後の方はちょっと眠かったんですけど大丈夫です」。少し本音は交じっていたが、相変わらずのタフネスぶりを印象づけた。

今季は7月の「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」で米ツアー初優勝。ルーキーイヤーで勝てたこともあり、「そこそこ満足。78〜80 点ぐらい」という自己評価もくだす。そこからは日本でも、帰国直後にいきなり優勝した「富士通レディース」を含め3試合を戦い、いずれもトップ10入り。さらに米国、そしてまた日本と場所を移して試合に出場してきたが、「疲れるけど、しっかり寝られれば大丈夫」という言葉も普段と何一つ変わりはない。

「目指すところは優勝。ここ数年、惜しいところで終わっているという悔しさはある。今年一年で経験をいっぱいしてきた分、頑張りたい」と、自身初となるメジャー制覇への思いは強い。「ゴルフだけではなく、英語とかも。芝が違う部分も、すごい経験にはなったんですけど、身の回りのことでも日本とは違うので。その面も経験して、強くなった部分を生かしたい」。今年の一文字を問われた時も、その答えは「経験」という“二文字”を挙げるほど。内容の濃い2022年だった。

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