「山登りして、バンジージャンプしてるみたい」　原英莉花が向き合う“大人になった自分” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

出口を探してもがく原英莉花 今週は光明を見いだせるか（撮影：鈴木祥）

＜パナソニックオープンレディース 事前情報◇28日◇浜野ゴルフクラブ（千葉県）◇6660ヤード・パー72＞

原英莉花は2週ぶりの出場となるトーナメント会場で、試行錯誤を重ねる現状、その“もがく”心境を明かした。「めげずにやっていきたいですね」。今はこう自分に言い聞かせ、ゴルフと向き合っている。

巨大うまい棒!? かと思いきやグリップでした【写真】

今季はこれまで6試合に出場。予選落ちはわずか1試合だが、ここまでトップ10はなし。最高位は開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」と、続く「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ」の21位タイだ。なかなか上位、優勝争いに絡めないこともだが、それにつながるプレーの内容、そしてなにより気持ちの面が気がかりとなっている。

「練習ではいい状態でも、試合になるとなかなか…。狙ったところにうまく落とせないし、いいイメージも出ない。ゴルフをしていてワクワクしない」。もともと気持ちを前面に押し出してのプレーが持ち味。だが、そこにブレーキを踏む自分がいることを感じている。「勝ちたい気持ちはあるんですけど、心の中にいるんですよ。“できるの？”って邪魔するものが」。

その声を無視するようにクラブを振る毎日。「昔はあら探ししながらでも、負けん気むき出しで生きていけた。ちょっと大人っぽくなってるのかな？ もっと攻めたい」。違和感はぬぐえない。