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“祝福の嵐”に感激も高橋彩華は冷静 「一度っきりにならないように」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

初優勝に浸っている時間はなさそうで…(撮影:鈴木祥)

パナソニックオープンレディース 事前情報◇28日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6660ヤード・パー72>

先週、自身10度目となる最終日最終組入りを果たし、ようやく悲願の初優勝を挙げた高橋彩華。ただ次なる戦いを前に「思ったよりいつも通りの感じです」と浮足立つこともなく、2週連続での勝利に挑んでいく。

“さやねぇ”のドレス姿

本人は普段通りを強調したが、周囲の祝福の嵐は相当なもの。メッセージは300〜400件来たそうで、「返すのに5〜6時間かかりました」とこれにはうれしい悲鳴をあげる。「自分が勝ってよろこんでくれる人がこんなにいるのか」という事実が何よりもうれしく、思ったよりも元気だという体とともに心も充足し千葉の会場に入ることができた。

何度も跳ね返されてきて、ようやくつかんだ1勝。“見えないお化け”とも表現したプレッシャーを克服したことで、「自分もやればできる」という思いも強くした。「あの日は体も思うように動いてくれて」と、これまでとは違うものも感じ取っていたという。知らぬ間に、その経験値は養われていたのかもしれない。「初優勝記念で、いい時計を買いたいですね」。ようやく自分にご褒美を贈ることもできる。

ただ、翌週に迎える今大会は“鬼門”。2019年の第1回大会、そして昨年とこれまで2度出場し予選通過はない。例年スコアが伸びる3日間大会で出遅れは厳禁。またグリーンはアンジュレーションに富むため、「パターが大事になる。距離感は合わせていきたい」と襟を正す。

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