カラビナおすすめブランド30選!最強の本格派&おしゃれキーホルダーも

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カラビナって何?

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主に登山やクライミングなどで使われるカラビナ。開閉できるパーツのついた金属リング状の道具で、急斜面や崖のあるルートを行く際には必須のアイテムです。命綱を固定する重要な役割を担い、十分な強度と安全性が欠かせません。

一方で、キーホルダーに利用したり小物をつるしたりと、日常やキャンプシーンでも活用しやすいカラビナも多く登場しています。利便性の高さはもちろんのこと、デザイン性が高い品もあるので、お気に入りを見つけてみてください。


カラビナの選び方

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登山やクライミングなどに使うカラビナを選ぶ際にはチェックすべきポイントがあります。ここでは6項目に分けて、形状や強度、ロック機構の仕組みなどについて説明します。購入時には各ポイントを押さえて適切な選択をできるようにしましょう。

【チェックポイント1】タイプ

カラビナはオフセットD型、HMS型、オーバル型と、大まかに3種類に分けられます。それぞれ特徴が異なるので細かくみていきましょう!

「オフセットD型」

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アルファベットのDの形をした、D型カラビナの変形バージョン。衝撃に強く強度に定評があるので、近年では登山で使うカラビナの主流はオフセットD型となっています。

カラビナの開口部分(ゲート)とは反対側の脊柱(スパン)に、ロープなどを支える力点があるため、高い強度が実現されています。ロッククライミングの際にロープをクリップしたり、支点として使うのに便利です。

「HMS(洋梨)型」

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両端の幅が異なる、洋梨のような形をしたタイプ。開口部分が大きく開くため、ロープやギアなどを入れやすいのが特徴です。荷重方向が広く強度を保ち、一般的な登山から難易度の高いクライミングまで使えます。オールラウンドで使いやすい形状なので、登山初心者の初めてのカラビナにおすすめです。

「オーバル(O)型」

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アルファベットのOの形をした、カラビナの初期タイプ。両端が半円で広いため、幅の広いツールの取り付けに相性抜群です。クライミングで使う道具を束ねてハーネスに装着したり、荷物の上げ下げやレスキューなどにも使えます。ただし、他の形状に比べて強度に劣る場合もあり、通したロープが動きやすいことに注意してください。

【チェックポイント2】UIAAとCE表記

カラビナを選ぶ際に見ておきたいのがUIAAとCEの表記があるかどうか。UIAAは国際山岳連盟の安全基準を満たしている表示CEはヨーロッパの安全基準を満たしている表示です。有名ブランドのものや登山ショップで販売されているものには必ずこの表記が入っています。

【チェックポイント3】強度

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本体にある表示「kN←→数字と↑↓数字、オープンゲートマーク数字」は耐荷重の数値です。kNはキロニュートンと読み、矢印の向き「←→」が左右で、「↑↓」が上下、「オープンゲートマーク」が開口部分を開いた状態です。登山やクライミングでは、左右の強度が24キロニュートン以上あれば支点として安心して使えるとされています。

【チェックポイント4】ロック形状

鎖場などの危険性のある登山の場合、ロープが絶対に抜けない安全環付カラビナが必要です。ロック形状は、スクリューロックタイプとオートロックの2種類。

  • スクリューロック:安全環をネジのように回してロックする
  • オートロックタイプ:自動でロックがかかる

開口部分の使用頻度が少ないときや、ロープが外れてはいけないときは、安全環付カラビナを選ぶとよいでしょう。

【チェックポイント5】スムーズな操作性

カラビナの使いやすさもクライミングの安全面を左右します。片手で開口部分の開閉ができるか、グローブを着けたときと素手ではどう違うか。購入時に実際に触って操作し、登山で安全に使えるかどうか納得がいくまで確かめてみましょう。

【チェックポイント6】加重方向

強度のあるカラビナにも、最も強度を発揮する荷重方向(メジャーアクシス)と、最も苦手とする荷重方向(マイナーアクシス)が存在します。マイナーアクシスでは、表示強度に至るずっと前で破損することも。クライミング中はカラビナの正しい向きに気を配り、メジャーアクシス以外に荷重しないよう注意しましょう。


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