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「劇的パー」にほっと一息… 星野陸也の耐えに耐えた8ホール | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 星野陸也 -10 2 浅地洋佑 -8 時松隆光 -8 4 宮里優作 -7 植竹勇太 -7 小田孔明 -7 比嘉一貴 -7 8 竹谷佳孝 -6 J・パグンサン -6 稲森佑貴 -6 順位の続きを見る

星野陸也が今季3勝目へ単独首位に浮上した

星野陸也が今季3勝目へ単独首位に浮上した(撮影:上山敬太)

<アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 3日目◇15日◇相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)◇7298ヤード・パー72>

3位タイから出た星野陸也が、トータル10アンダーで単独トップに浮上。前半で2つ伸ばすと、後半では17番までパーを重ねて18番でバーディ締め。スコアだけ見れば静かだが、後半はとくに「いやあ、耐えた!」と息をつくほどドタバタだった。

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トータル9アンダー・単独首位に立って迎えたバックナイン。10番パー4から右の林につかまり3オン。「3メートルくらいの下りのスライスを入れてパーだったので、スタートからピンチだった」と、ここから耐える展開が続く。13番パー4(345ヤード)はワンオンを狙うつもりが右に外し、2打目が目の前の木に当たるハプニング。これがバンカーに入り目玉。3打目でなんとか3メートルに乗せて、「自分で言うのもなんですけど、劇的なパーを拾って。“マン耐え”パーでした」と苦笑い。

その後もティショットがあわやOB、バンカーにつかまり…と、フェアウェイキープ率は21.43%の66位タイ。いつボギーが出てもおかしくない状況で、耐えて耐えての8ホールだった。

「最後にご褒美が来てくれた」と、最終18番パー5はようやく2オンに成功してバーディフィニッシュ。唯一の2ケタアンダーまで伸ばして単独首位に立った。ティショットに課題は残るものの、目標通り優勝に近づいた。来週は「全米プロゴルフ選手権」に出場するため、コロナ禍での隔離期間を含めて日本ツアーはしばらく不在。「今週しっかり稼いで、全英オープンの出場権も世界ランクもあるので、優勝したい」と、ツアー5勝目を手に海外メジャー出場を目指す。(文・谷口愛純)

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