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エッ 1カ月に一足!? 稲見萌寧のゴルフシューズの“こだわり”がちょっと変わってた

稲見萌寧のゴルフシューズのこだわりを聞いてみた(撮影:ALBA)

6日、ニューバランスが平川カントリークラブ(千葉県)で新作シューズ、「UGB1001」、「UGH1001」、「UGS1001」のプロダクト説明会を行い、トークショーのゲストとして同社と契約する稲見萌寧が登場。ゴルフシューズについてのちょっと変わった?こだわりを告白した。

普段履きでも、トレーニングでも、ゴルフコースでもニューバランスのシューズを愛用している稲見。トーナメントでは普通、ウェアに合わせてコーディネートするために、何足かのシューズを持ち歩くが、稲見は「異変がない限りは一足だけ」という。

つまり、毎日毎日同じ一足のゴルフシューズを履き続ける。それが「ゴルフ場の芝でも練習場のマットでもコンクリートでも」履き分けはしない。

最近ではスパイクレスシューズを履くツアープロも増えてきたが、稲見はソフトスパイク一択。「切り返しで力を入れたいときに、(スパイクの)場所が合わないと滑ってしまう」というのが理由だ。また、ゴルフシューズに求めるのはずばりフィット感で、「自分の足の形にフィットするかしないか。履いたときの印象はそこで決まる」とまでいう。それが稲見が大事にしている「足元にストレスを感じないこと」につながってくる。

コースでも練習場でも一足をずっと履くため、履き替えの頻度は「1カ月に1回くらい」。アウトソールが磨り減ってきたら、新しいシューズを3~4回慣らした後、また試合に投入する。“1カ月1回”と聞くと、「早い」と思う人もいるかもしれない。しかしツアープロはシーズン中、ほぼ丸一日をゴルフ場で過ごす。月に20ラウンドを超えることもしばしば。月イチゴルファーが1年間で履く回数や時間を1カ月で軽く上回る。しかも毎日履くため、グリップ感やフィット感に変化が出てもおかしくはないのだ。

それに稲見は、シューズを長く持たせるために、履かないときは必ずシューキーパーをシューズのなかに入れて保管している。「そうすると靴が反り返ってしまったり、シワができたり、型崩れしません」とこだわりを明かした。1カ月に一足というルーティンはちょっと変わっているが、それが日本屈指のショットメーカーのスイングの感覚を保つ秘訣なのかもしれない。

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