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名門LACC開催、ウィンダム・クラーク優勝の全米オープンは高テレビ視聴率!

米国勢優勝ということもあり全米オープンの視聴率は大きく跳ね上がった(撮影:GettyImages)

<全米オープン 最終日◇18日◇ザ・ロサンゼルスCC ノースC(米カリフォルニア州)◇7421ヤード・パー70>

ウィンダム・クラーク(米国)がロリー・マキロイ(北アイルランド)、地元のリッキー・ファウラー(米国)らを抑えてメジャー初優勝を飾った全米オープン。ロサンゼルスの街中に位置する超名門ザ・ロサンゼルスCCでの初開催だっただけに、優勝の行方以外でも注目が集まったが、発売された入場チケット数に制限があり、例年より少ない観客数に選手からも不満の声が上がった一方で、テレビ視聴率は大きく跳ね上がった。

米国内で放映されたNBCスポーツの視聴率は、マサチューセッツ州ボストン郊外のザ・カントリークラブで行われ、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)が優勝した昨年より27%増。4日間の平均は620万人で、地上波のNBC、または同局の有料ストリーミング・ピーコックを通じて視聴された。

カリフォルニア州サンディエゴのトーリーパインズGC大会で行われ、ジョン・ラーム(スペイン)が優勝した2021年大会と比べても9%上昇している。

NBCの発表によると最終日の平均視聴人数は880万人。米西海岸時間の午後7時に大会は終了したが、優勝が決まる間際では、3時間時差のある東海岸時間の午後9時30分〜45分で1020万人の視聴を記録としたという。

今年5月にブルックス・ケプカ(米国)が勝利し、ニューヨーク州ロチェスターのオークヒルCCで開催されたメジャー第2戦全米プロゴルフ選手権は、平均で450万人の視聴。それを上回った一方、米国内ではCBSが放映し、ラームが初のグリーンジャケットを手にした今年のマスターズ最終日の視聴率は1200万人を超えただけに、そこには及ばなかった。(武川玲子=米国在住)

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