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ついにオヤルサバルが完全復活!レアル・ソシエダがCL第2戦勝利でグループ首位に浮上

写真:オヤルサバル(ムツ・カワモリ/アフロ)
10月3日、CLグループD第2節「ザルツブルク対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、0-2でレアル・ソシエダが勝利した。

日本代表MF久保建英は右WGでスタメン出場し63分までプレーした。

レアル・ソシエダは、オヤルサバルとブライス・メンデスのゴールで完勝しグループDの首位に浮上した。

キレを取り戻したオヤルサバルがソシエダを勝利に導く

前線からのハイプレスを敢行したザルツブルクを丁寧なパスワークと個人技でいなし数々のチャンスに結びつけたレアル・ソシエダはチーム全員が素晴らしかったが、その中でもオヤルサバルはひと際輝いていた。

かつてスペイン代表でもエース候補として期待されていた逸材は、2022年3月に左ひざ前十字じん帯断裂という大怪我を負い、9ヶ月後の同年12月31日に復帰を果たすも以前のようなキレのあるプレーができずにいた。

今季に入っても依然キレは戻っていなかったが、前線からの激しいプレスでチームに貢献していた。

しかし、ここ数試合は運動量だけでなくチャンスに関わる回数も増え復調の兆しを見せていた。

9月24日にPKを含む2得点を挙げると、9月30日に行われたビルバオとのバスクダービーで試合を決定付ける得点を奪う。

そしてこのCL第2節のザルツブルク戦の前半7分に貴重な先制点を挙げたのだ。

今季は公式戦4得点1アシストを記録しており、「完全復活」と言っても過言ではないだろう。

以前は高い位置でボールを受けても得点の匂いがあまりしなかったが、現在は明らかに得点の匂いがするようになってきている。

ソシエダの象徴であるオヤルサバルが復調したことで、ソシエダは公式戦4連勝と波に乗り始めている。

久保建英も過密日程にもかかわらずスタメン出場し活躍

久保建英はこのザルツブルク戦で得点こそ奪えなかったものの、「違い」を見せることには成功した。

右サイドでボールを持てばチャンスを創出し、ボールロストも少なかった。

チーム2点目のブライス・メンデスの得点シーンでも、右サイドを全力で駆け上がりザルツブルクのマークを分散させることに成功させていた。

後半途中でベンチに下がったものの、これは2点差という状況もあり数日後にアトレティコ・マドリードとの試合に向けた温存という意味合いが強い。

いよいよチームに勢いが付き始めたソシエダがこのまま連勝記録を伸ばしていくことができるのか、注目しよう。

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