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高速グリーンで存在感を増す、“マレット型”のキャメロンユーザー

国内男子ツアー屈指の高速グリーンを制した、堀川未来夢。賞金1位の比嘉一貴は『GoLo5』

アクシネットジャパンインクからツアーレポートが届いた。「国内男子ツアー『マイナビABC』ではトップ10内に優勝者を含めたスコッティ・キャメロンパター使用者が4人入っており、次戦の『三井住友VISA太平洋マスターズ』を終えた段階の賞金ランクトップ10以内に4人のキャメロンユーザーが入っております」(同社広報)

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『マイナビABC』と言えば、国内男子ツアーでも屈指の高速グリーンとして有名で、今大会も13.5フィート以上の速さが選手にシビアなタッチを要求。キャメロン使いの堀川未来夢が勝利したことも記憶に新しい。

また、賞金トップ10のキャメロン使用者を確認すると、1位の比嘉一貴が『GoLo5』、3位の堀川未来夢が『PhantomX6STR』、7位の岩崎亜久竜が『Newport2』、9位の大槻智春が『PhantomX5』(ANAオープンはNewport2で勝利)とマレット型が目立つ結果。そこで、ツアーの主なキャメロンユーザーをモデル別に確認すると、下記のような内訳になった。

試合にもよるが、マレット型の『ファントムX』が約10名の大所帯。前述の大槻智春が『PhantomX5』、薗田峻輔とタンゴヤーン・クロンパが『PhantomX5.5』、矢野東『PhantomX5S』、堀川未来夢『PhantomX6STR』、池上憲士郎『PhantomX7.2』、小平智『PhantomX7.5』、武藤俊憲『PhantomX9』、宮本勝昌『PhantomX9.5』、阿部裕樹『PhantomX12.5』らが使用する。

同じくマレット型の『Flowback 5』を池村寛世、石坂友宏が『Flowback 5.5』を使用。そして昔からの定番のマレット型『GoLo5』は中西直人や植竹勇太、前述の比嘉一貴が使用し、清水大成とアンドリュー・エバンスは『GoLo5S』。長尺としてジェイ・チョイや宮里優作、幡地隆寛が『FuturaX Long』を使うなど、『ファントムX』以外にもマレットユーザーが多い。

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かたや、オーソドックスなブレード型はというと、概ね8名とマレット型より少なかった。角が丸い『Newport』は阿久津未来也、小林伸太郎、イ・サンヒが使用。角張った『Newport2』は藤田寛之、岩崎亜久竜、マイク・ヘンドリー、ジュビック・パグンサンらが使用し、内藤寛太郎はやや幅広の『Squareback2』だ。

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