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吉田優利は“左足の拇指球”を踏み続けて、『スピード』と『ミート率』を両立する【ゴルフの飛距離アップ】(No.169058) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

吉田優利はトップでもインパクトでも、左足の拇指球で地面を踏み続けている(撮影:上山敬太)

ドライバーで遠くに飛ばそうと、ヘッドスピードを上げるとミート率が落ちて曲がる。かといってミート率重視で振ると、今度はスピードが落ちて飛ばなくなる。相反する2つこと両立させる良い方法はないのだろうか。今年成人式を迎えた“プラチナ世代”の吉田優利に聞いてみた。

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運転と同じように、ゆっくり走れば車体はコントロールしやすいが、スピードを上げれば上げるほど車体のコントロールは難しくなる。それはゴルフのスイングにも言えること。速く振って芯を喰わせることは本当に可能なのだろうか。

「ヘッドスピードを上げつつ、ミート率を落とさないようにヘッド軌道を安定させることは、多くのゴルファーの方が難しいと思っているかもしれません。でも左足の拇指球(親指の付け根付近の盛り上がった場所)で地面を踏み続けるだけで、この2つを両立させることができるんです」

一般ゴルファーが速く振ろうとすると、どうしてもクラブヘッドの動きがいつもより大きくなったり、スイング軸がブレたりしがち。釘の頭を金づちで叩くときに、目いっぱい振り上げる人はいない。吉田は左足の拇指球で地面を感じ続けることによって、余計な動きを抑制できると考えているのだ。

「具体的に言うと、左足の拇指球にグッと力を入れてアドレスしたら、バックスイングで右に体重移動するときも、左拇指球で地面をつかんでおくことが大切。切り返しでも、踏み込むポジションを変えず、左足の拇指球でより強く踏み込みます。これで、軸ブレすることなく、スイングエネルギーを高めることができるんです。ヘッドスピードもミート率も上がりますよ!」

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