「レナードに似ている」新加入のポルジンギスが八村塁を称賛!「凄いポテンシャルを持っている」<DUNKSHOOT>

八村はクリッパーズ戦の18得点をはじめ、今月は4試合中3戦で2桁得点と調子を上げている。(C)Getty Images
現地時間3月10日、ワシントン・ウィザーズはロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナに乗り込み、ロサンゼルス・クリッパーズと対戦。

前半を2点ビハインドで折り返したウィザーズは第3クォーターに逆転に成功し、一時10点差にリードを広げたが、第4クォーター終盤に失速。109−115で敗れてオールスター明けは2勝4敗、今季成績を29勝35敗(勝率45.3%)とした。

ただ八村塁は前半だけで11得点をあげるなど、トータル18得点(フィールドゴール7/10、3ポイント1/4、フリースロー3/4)、3リバウンド、1アシスト、1スティールと両サイドで好プレーを披露。

試合後、ウィザーズのウェス・アンセルドJr.HC(ヘッドコーチ)は「ルイは攻守両面で良かった。ディフェンスのカバレージ(カバーリング)もコミュニケーションも良かった。今季のベストゲームだったかはわからないが、最もオールラウンドな活躍だった」と振り返った。

さらに先月ダラス・マーベリックスから加入したクリスタプス・ポルジンギスは八村のプレースタイルについて「動きや身体の強さがカワイ・レナードに似ている」とクリッパーズのエースに例え、「ルイは凄いポテンシャルを持っている。今日はとてもいい活躍だった」と称賛していた。
今年1月に復帰した八村はここまで24試合に出場し、平均9.5点、3.1リバウンド、1.0アシスト、フィールドゴール(FG)成功率48.0%、3ポイント50.0%、フリースロー77.8%を記録。得点、リバウンド、アシストはキャリアで最も低い数字も、FGと3ポイントは自己ベストの数字を残している。

また、1月こそ平均7.5点、FG成功率42.4%、3ポイント33.3%(7/21)だったが、2月は10.3点、FG成功率49.4%、3ポイント63.6%(14/22)、そして今月は4試合消化時点で12.8点、FG成功率55.9%、3ポイント55.3%(8/15)とシーズンが進むにつれて尻上がりに調子を上げているのも見逃せない。

明日ウィザーズは、同じクリプトドットコム・アリーナで、昨季までチームメイトだったラッセル・ウエストブルックのいるロサンゼルス・レイカーズと対戦する。

八村にとって同アリーナは、ルーキーイヤーに30得点をマークしたのをはじめ、5試合で平均17.8点、7.0リバウンドを記録している相性の良い会場だ。そんなホットスポットで、背番号8はコート内外で自身をサポートしてくれた“センパイ”に成長した姿を見せられるか。

構成●ダンクシュート編集部

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