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バーティーが全豪オープンで悲願の初優勝!「これは夢が実現した瞬間です」<SMASH>

自国開催のグランドスラムである全豪オープンで期待通りの強さを発揮してタイトルを手にした世界ランク1位のアシュリー・バーティー。<SMASH>
 今季最初のテニス四大大会となる全豪オープン(1月17日~30日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)では、現地29日に女子シングルス決勝が行なわれ、地元オーストラリアのアシュリー・バーティー(世界ランク1位)が、ダニエル・コリンズ(同30位/アメリカ)を6-3、7-6(2)で下し、初優勝を飾った。

 今大会第1シードで参戦しているバーティーは、1回戦から決勝までの6試合を全てストレート勝ち。しかも6試合に費やした時間はわずか6時間6分と女王にふさわしい戦いぶりを披露してきた。

 バーティーのサービスで始まった第1セット。序盤はポジションを下げずに強打してくるコリンズに手を焼く場面もみられたが、鋭いサービスを軸に丁寧にボールを左右に散らしながら対応。第6ゲームで訪れたブレークチャンスをものにすると、そのリードをきっちりと守り切り6-3でセットを奪う。
  このままバーティーが突き進むと思われた第2セット、あとのないコリンズがより攻撃的に出たことでバーティーがリズムを崩しアンフォーストエラーを増やす。第2と第6ゲームでブレークを許しスコアは1-5。詰めかけた地元ファンのため息を誘う。

 だが、女王のメンタルは強かった。得意のスライスを織り交ぜながら冷静にゲームを運び、1-5の劣勢から4ゲームを連取して流れを掌握。勝負は両者にとって今年初となるタイブレークにもつれ込むと、硬さの見られるコリンズを圧倒するようにバーティーがボールを支配。最後はフォアのパッシングを突き刺して悲願のタイトルを引き寄せた。

 地元オーストラリア勢が頂点に立つのは実に44年ぶり。

 試合後、バーティーは「私もオーストラリア人なので地元の皆さんと優勝の喜びを分かち合えることに最高の喜びを感じています。これは夢が実現した瞬間です」と語り目を細めた。

 2019年の全仏オープン、21年のウインブルドン、そして今回全豪を制したことで、キャリアグランドスラムにも王手がかかった。2022年シーズン最高のスタートを切った女王バーティーは、さらなる高みへと歩みを進める。

構成●スマッシュ編集部

【連続写真】内側にしぼる動きでパワーアップする、バーティーのバックハンドスライス
 

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