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全米女王の19歳ラドゥカヌが新型コロナ陽性でエキジビ欠場を発表「すぐに復帰できることを願っています」<SMASH>

新シーズンのスタート前にコロナ陽性となったラドゥカヌ。(C)Getty Images
 現地12月16日に開催されるエキジビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」(アラブ首長国連邦・アブダビ/ハードコート)への出場を予定していた女子テニス世界ランク19位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/19歳)が新型コロナウイルスの陽性反応を示したため、エキジビションの欠場が明らかになった。

 今年9月の全米オープンで予選から全てストレート勝利を収め、18歳にしてグランドスラム初制覇を成し遂げたラドゥカヌ。16日には今夏の東京オリンピックで金メダルを獲得したベリンダ・ベンチッチ(スイス/23位)と対戦が決まっていた。

 日夜、テニスの情報を配信している海外メディア『UBITENNIS』によると、ラドゥカヌはすでに隔離措置を受けており、症状の有無や流行中の「オミクロン株」への感染は確認されていないという。
  非常に残念な形での欠場を余儀なくされたラドゥカヌは「アブダビのファンの皆さんの前でプレーすることをとても楽しみにしていましたが、残念ながら新型コロナの陽性反応が出てしまったため、次の機会までお預けとなりました。プロトコルに従って隔離されているので、すぐに復帰できることを願っています」とコメントしている。

 これに対して大会主催側も「我々は彼女の早期回復を願い、すぐにコートに戻ってくることを期待しています」と声明を発表。一方で、ベンチッチと対戦する代替選手については「現在検討中で、追って発表する」とした。

 来季以降も更なる活躍が期待されるラドゥカヌ。まずは2022年シーズンの開幕までの回復を祈るばかりだ。

文●中村光佑

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