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僧侶経験が躍進のきっかけ!? タイのホープ、J・ジェーンワタナノンド【オリンピアンの素顔】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

日本ツアーでも活躍していたジャズ(撮影:GettyImages)

東京五輪のゴルフ競技が7月29日に開幕する。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをおさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。

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ジャズ・ジェーンワタナノンド】(タイ)
■生年月日:1995年11月26日生まれ 25歳
■身長、体重:174センチ・74キロ
■プロ転向:2010年
■アジアンツアー6勝(日ア共催大会含む)

本名はアティウィットだが、ジャズ好きの父親の影響でニックネームをそのままツアー登録。ファンへのサインは、音楽記号からとった「A-Z-Z」。2010年にはアマチュアとして出場したアジアンツアーの大会で、14歳71日の最年少予選通過を達成している。

同年に15歳でプロ転向を果たしてアジアンツアーに参戦したが、13年に初めて出場権を失う。16年にはバンコクの仏教寺院で2週間を僧侶として過ごし、翌年にはアジアンツアー初優勝を挙げてから勢いに火が付く。18年に2勝目を挙げると、19年は日ア共催大会「SMBCシンガポールオープン」で優勝。これを機に日本ツアーに参戦すると、初年度から上位入りの常連として新人賞を獲得した。アジアンツアーにも積極的に参戦して同年の賞金王に輝き、海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」では14位タイと、大舞台でも実力を発揮した。

20年からは主戦場をヨーロッパに移し、「ドバイデューティーフリー アイリッシュオープン」で3位タイに入るなど、自身初の欧州ツアーシード権を獲得。今年の「ケニア・サバンナクラシック」ではプレーオフで競り負けたものの、初優勝まであと一歩のところまで迫った。

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