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五輪は「ショット貢献度の高い選手」に注目。共通する“変えない軸”とは?

今年ショット貢献度1位。全英オープンを制した勢いでメダルを狙うコリン・モリカワ(撮影:GettyImages)

4大メジャーを終え、残すビッグイベント東京オリンピック(男子)が今週29日に開幕。直近でブライソン・デシャンボージョン・ラームの新型コロナウイルス感染で欠場が決定する残念なニュースがあったが、誰がメダルを獲得するのか。展望を占う意味でショット貢献度を示す現在の「SG:ティ・トゥ・グリーン」上位を見てみよう。

1位 コリン・モリカワ(2.044) ※
2位 ジョン・ラーム(1.825)
3位 ブルックス・ケプカ(1.528)
4位 パトリック・キャントレー(1.505)
5位 キーガン・ブラッドリー(1.477)
6位 ジャスティン・トーマス(1.469) ※
7位 ポール・ケーシー(1.457) ※
8位 ブライソン・デシャンボー(1.427)
9位 ヴィクトル・ホブラン(1.355) ※
10位 セルヒオ・ガルシア(1.296)
11位 ローリー・マキロイ(1.293) ※
12位 ザンダー・シャウフェレ(1.279) ※
17位 松山英樹(1.154) ※

※ が五輪出場者だが、現在ショット貢献度1位かつ、世界ランク3位のコリン・モリカワ(米国)が真っ先にメダル候補に挙げられるだろう。日本の芝や夏の暑さなど慣れない要素はあっても、ショット貢献度が高ければ、どんなコースでも一定の活躍が見込める。そして上位者のヘッドは様々だが、シャフトを当てはめると、ある種当然とも言える共通点が。

1位 DR:ディアマナD-Limited IR:DG Tour Issue
2位 DR:アルディラ Tour Green/IR:Project X
3位 DR:ディアマナD+ IR:DG Tour Issue
4位 DR:ディアマナZF IR:DG Tour Issue
5位 DR:ベンタスブラック IR:DG Tour Issue
6位 DR:ディアマナZF IR:DG Tour Issue
7位 DR:ディアマナD-Limited IR:Modus3 Tour 120
8位 DR:LA Golf BAD Proto IR:LA Golf Rebar Proto
9位 DR:Project X Hzrdus RDX black IR:KBS Tour V120
10位 DR:ベンタスブラック IR:Modus 3 Tour 130
11位 DR:クロカゲXTS IR:Project X Rifle
12位 DR:ツアーAD BB IR:DG Tour Issue
17位 DR:ツアーAD DI IR:DG Tour Issue

上記のように、ドライバーが「[トゥルーテンパー]()」という、PGAツアー選手の昔からの鉄板の組み合わせが1、2、3、4、6、11位と、やはり上位を占めていた。

長年の[ローリー・マキロイ]()も『ベンタスブラック』からエースの『クロカゲXTS』へと戻ってきた。“振りやすさの軸を大きく変えない”のが、ショット貢献度が高く、大舞台に強い選手の共通点と言えるだろうか。

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