ネッツのアービングがホームゲーム出場可能に!ニューヨーク市がワクチン接種義務のルールを緩和<DUNKSHOOT>

3月15日のマジック戦で自己最多60得点をマークするなど好調のアービング。今後はホームゲームにも出場が可能となった。(C)Getty Images
ブルックリン・ネッツにとって朗報が届いた。

現地時間3月24日、ニューヨーク市は労働者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種義務について、アスリートやパフォーマーを免除すると発表した。

これにより、ワクチン未接種を貫いてきたネッツのカイリー・アービングは、今後ホームゲームにも出場可能となる。なお、接種義務は依然として一部を除く多くの労働者には適用されており、不公平だというエリック・アダムズ市長への批判の声も上がっている。

今季は開幕から欠場が続いたアービングは、1月5日のインディアナ・ペイサーズ戦で初出場。以降、アウェーゲームにのみ出場する形をとり、20試合で平均28.5点、5.5アシスト、フィールドゴール成功率49.4%、3ポイント成功率43.8%を記録している。
ネッツは現在38勝35敗でイースタン・カンファレンス8位。プレーオフ自動進出圏内の6位で並ぶクリーブランド・キャバリアーズとトロント・ラプターズとは3.0ゲーム差、9位のシャーロット・ホーネッツとは1.0ゲーム差と熾烈な争いの真っ只中にいる。

次戦26日はマイアミ・ヒートと敵地での対戦となるが、27日にはホームでホーネッツ戦が予定されている。その試合を含め、レギュラーシーズン残り8試合で6試合がホームゲームだ。

今季アウェーでは22勝16敗と勝ち越しているのに対し、ホームでは16勝19敗と振るわないネッツ。だがエースのケビン・デュラントとともに、直近4試合で平均43.8点を叩き出すアービングも出場できるとなれば状況は一変する。まずは今季初めて地元ファンの前でコートに立つ27日のホーネッツ戦に注目が集まる。

構成●ダンクシュート編集部

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