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エンジェルスGMが二刀流挑戦の風潮に異論! 大谷翔平を「見習うべきじゃない」と語るワケは?「5年、10年後に波は来る」

さまざまな問題を乗り越え、ついにMLBで大成した大谷。その努力をよく知るエンジェルスGMは、世間の風潮にクギを刺している。(C)Getty Images
「彼はあまり見習うべき存在ではないかもしれないね」

ロサンゼルス・エンジェルスのペリー・ミナシアンGMは、米紙『LA Times』の取材で大谷翔平について、そう答えている。球界屈指のカリスマの取り組んでいる二刀流は、一朝一夕でできる技ではない。

大谷が昨季に見せつけた凄まじい活躍は周知の通りだ。シーズン終了後には、全米記者協会の選出によって日本人史上2人目となるリーグMVPを獲得。鵜の目鷹の目の現地ジャーナリストからも高い評価を得た。

あまりに軽々と二刀流をやってのけた。そのため、球界では、彼の功績を辿る新たな二刀流プレーヤーの誕生を求める声が、にわかに高まりを見せている。しかし、大谷でさえも、MLBで結果を残すのには4年という歳月を要した。それは忘れてはならない。

だからこそ、日頃の大谷の努力を熟知するミナシアンGMは、「彼を見習うべきではない」と語る。その理由は、実に単純明快なものだ。「彼は真似しようと思って、簡単になれるようなレベルの選手ではないんだ。もちろん、二刀流の選手がいるのはチームの生産的にもいい。監督に聞いても、多くの柔軟性をもたらすと言っていたからね。ただ、ショウヘイのようになるのは、簡単ではない」

そのうえで、数多の選手を見つめてきた敏腕GMは、新たな二刀流選手が生まれる「可能性」について、こう語る。

「もちろんメリットも多いし、そういう選手になれば、もっと世間に注目されるだろう。ただ、今以上の努力とトレーニングが必要になる。だから、来年、もしくは2年後ですらも、活躍する姿を見られないだろう。ただ、5年、あるいは10年後には、ショウヘイのような二刀流選手の波が来ると思う。誰も目にしたことがなかったようなね」

間違いなく球史に残る存在となった大谷。はたして、ミナシアンGMの言う「簡単ではない」歩みを続けてきた彼に続く二刀流戦士は、この先に現れるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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