
バドミントンの大手メーカーとして知られる「ミズノ」。昨年(2022年)は、これまでで最もシューズとラケットが売れた年となったそうです。そこには東京五輪代表の奥原選手をはじめ、さまざまなプレーヤーたちと話し合いながら研究・開発を進めてきたミズノの技術や信頼の高さがありました。今回はフリーアナウンサーの平野真理さんと共に取材してきました。学生時代はバスケットボールに打ち込んでいた平野さんですが、バドミントンの最新アイテムを目の前に、「今すぐにでも始めたい!」と何度も話していました。まずはシューズ編をご紹介します。(取材/坂本理加)
最新ミズノシューズの凄さを大公開
ミズノの総力が詰まった「シューズ」。
数ある中、今回は、おすすめのシリーズを2つに絞ってご紹介します。
ラバーで比較してみた おすすめシリーズ
まずこちらがクローシリーズといって、奥原希望選手が着用しているものです。
写真:WAVE CLAW2(奥原希望選手使用)定価14,080円
もうひとつはファングシリーズ。松友美佐紀選手が着用しています。
写真:WAVE FANG PRO(松友美佐紀選手使用)定価17,600円
この2つのシリーズの違いについて、ラバー(アウトソール)で比較すると、
クローシリーズ・・・つま先とかかとでラバーが2つに分かれていて、その間の黄緑色の部分が特殊なプラスチックでできています。このプラスチックの部分が、曲げられても戻ってくる力(反発性)を生み、素早い蹴り出しをアシストします。そして、真ん中の部分にラバーがないことで軽量化を実現しました。
ファングシリーズ・・・1枚のラバーになっていて、コートを踏み込む時の支えになってくれます。クローシリーズと比べると少し重さには違いがありますが、踏み込んだ時の安定性あるグリップ力が特徴です。
7月発売の新商品 注目は「軽量化」と「クッション性」
この7月には、クローシリーズ・ファングシリーズ共に新商品が発売されるので、一足早くご紹介します。
こちらは、クローシリーズから出る「クローEL2」です。足の甲が当たる部分が薄くなっています。ソーイング部分を減らし、さらに軽量化されました。
写真:WAVE CLAW EL2(7月発売予定)
写真:足の甲が当たる部分が薄いWAVE CLAW EL2(7月発売予定)
ファングシリーズからは「ファング2」です。中のクッションの部分が改良され、クッション性が向上しています。
写真:WAVE FANG 2(7月発売予定)
今回はミズノのクローシリーズとファングシリーズの2つのシリーズをご紹介しました。
ぜひ自分に合う一足を選んでみてください。
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