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冨安健洋がいよいよ復帰か、アーセナルはアウェーながら勝利必須のシェフィールド・ユナイテッド戦に挑む

写真:冨安健洋(提供:アフロ)
日本代表DF冨安健洋が復帰する可能性が高まった。

史上稀に見るハイレベルな優勝争いとなっている今季のプレミアリーグだが、第27節では先に行われた試合でリヴァプール、マンチェスター・シティの両チームが勝利を収めている。

本日(日本時間3月5日)に行われるシェフィールド・ユナイテッド戦はアーセナルにとっては勝利必須の試合となるが、このタイミングで冨安が復帰となりそうだ。

プレミア、CLと大事な試合が続くアーセナル

昨季はシーズン終盤に怪我人が多くマンチェスター・シティに逆転優勝されてしまったが、今季は数人の負傷者はいるものの、まだ戦える戦力が残されている。

そして両SBとCBをハイレベルでこなせる冨安健洋がこのタイミングで復帰することで、よりDFラインの安心感は増す。

プレミアリーグの優勝争いだけでなく、ファーストレグを0-1で落としたCLラウンド16の戦いも控えている。

当初アーセナルは冨安の復帰を2月下旬と見込んでいたが、離脱期間を延長している。

「(冨安は)本当に必要な選手だから、何か月も離脱するようなリスクは冒せない」

このコメントからも、アルテタ監督が冨安に絶大な信頼を寄せていることが読み取れる。

シーズン終盤に冨安がベストコンディションでいることが、アーセナルのプレミア制覇やCLの躍進に欠かせないということだ。

そうした意図を踏まえれば、シェフィールド・ユナイテッド戦はスタメン出場させないだろう。

おそらく後半30分くらいから試運転をさせて、9日のブレントフォード戦ではさらにプレー時間を増やして、12日に行われるCLラウンド16のセカンドレグに臨むことになるだろう。

たとえ90分間出場できなかったとしても、リードした展開でのクローザーとしてこれほど優秀なDFはいない。

冨安ならば短い時間でも最高のプレーで試合を締めてくれるはずだ。

プレミア優勝争いのクラブに2人の日本人選手が戦力として在籍

リヴァプール、マンチェスター・シティ、アーセナルの三つ巴となった今季のプレミアリーグ。

この3つのクラブのうち2つのクラブに日本人選手が所属している。

リヴァプールの遠藤航とアーセナルの冨安健洋だ。

ただ所属しているだけでなく、重要な戦力として所属しているため、日本のサッカーファンからすると胸熱な展開となっている。

失意のアジアカップはもう過去の話。

欧州でのトップクラスの戦いで活躍する冨安と遠藤のプレーに期待しよう。

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