サッカー,W杯,リオネル・メッシ

バロンドール7回受賞 “世界最高”のサッカー選手 リオネル・メッシとは

悲願のW杯獲得なるか

個人としてもクラブとしても数々のタイトルを手中に収め、栄光を極めてきたメッシにとって悲願と呼べるのがW杯のタイトルである。これまで2014年ブラジル大会の準優勝が最高で、決勝でドイツの前に延長で敗れている。年齢的にも今回5回目にして最後のW杯出場の可能性もあるだけに、今大会に対する想いは強いはずだ。

メッシと同じく左利きでアルゼンチンの代表的選手だったディエゴ・マラドーナは、1986年メキシコ大会で“神の手ゴール”や“5人抜きゴール”など、サッカー史に残る伝説を残し母国を世界一に導いた。メッシがサッカー史上最高選手の1人であることに異論はないものの、マラドーナのように母国を世界一に導くメッシの姿をアルゼンチン国民も、サッカーファンも待ち望んでいることだろう。

2004年に17歳で欧州サッカー界に現れて以来、その左足で観る者を魅了し、記録にも記憶にも残る数々の伝説を打ち立ててきた。35歳を迎えたメッシがサッカー人生の集大成とも呼ぶべき11月のW杯でどんなパフォーマンスを見せ、また新たな伝説を打ち立てるのか。母国に栄光をもたらすメッシの姿を期待せずにはいられない。


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