
長崎に「今を生きる楽しさ」を。スポーツ×地域創生の新たなカタチ【後編】
スポーツを長崎の“起爆剤”に
ー今は特にどのような仕事に力を入れているのでしょうか?
PRです。スタジアムシティを対外的に発信するためのツールを作っています。あとは先ほどもお話したスタジアムシティのショールームの設計をしたり。
発信ツールのひとつとして、2020年2月20日にV・ファーレン長崎の公式アプリをリリースしました。そのアプリの中でスタジアムシティプロジェクトの特設ページを作っていて、進捗状況を随時発信して、プロジェクトに関する一般の方々から意見も募集しています。是非一度ご覧ください。
<V・ファーレン長崎公式アプリ ダウンロードURL>
・App Store
・Google Play Store
https://play.google.com/store/apps/details?id=li.yapp.appAA491359&hl=ja
ーもともと田河さんはスポーツという分野に興味があったのでしょうか。
もともとスポーツではなく地域創生の分野に興味がありました。前職では、宿泊施設の立ち上げなどをしていました。
–地域創生に携わっていく中で、スポーツが起爆剤になるなと。
スポーツに限らずエンターテインメントが軸になったまちづくりだと、現場で働く方も訪れる方もモチベーションが変わります。ファン感謝祭などが行なわれる繁忙期だと、値段が高くても来場者は3倍にも5倍にも簡単に増えるんです。
以前から長崎にはたまに来ていて「いい街だな」と感じており、ここでエンターテインメントを軸としたまちづくりに取り組みたいと思ったんです。今後、九州新幹線の開通が予定されていたり、IR(統合型リゾート)参入にも手を上げていたりと、長崎もどんどん変わっていくんだろうな、と。
変わっていく長崎に、うまくスタジアムシティを掛け合わせていきたいです。V・ファーレン長崎は長崎県全域をホームタウンとして活動しているので、県内全域からお客様をスタジアムに呼び込みたいという思いがあります。2022年に開業予定の九州新幹線長崎ルートができれば、30分程度で県北にある武雄温泉から長崎まで移動できるようになるんです。
スポーツをきっかけに、長崎全体に楽しさを与えられるまちづくりを目指していきたいです。
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