
焚き火タープおすすめ21選!火の粉に強い素材やコスパ抜群のアイテムを紹介
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一般的なタープの下での焚き火は危険!
出典:Lezin_Konstantin / ゲッティイメージズ
アウトドアでの突然の雨や強い紫外線などから守ってくれるタープは、キャンプをするうえで欠かせない道具の一つです。タープとはもともとは、防水シートという意味で「TARPAULIN(ターポリン)」を短縮してつけられた名称であり、雨の多い日本の気候には欠かせない存在となっています。
軽量の化学繊維でできているものが一般的ですが、これらのタープはビニール製であるため燃えやすいという弱点があります。火の粉が飛びやすい焚き火は、燃えやすい化繊素材のタープの下ですることはできません。ほんのわずかな火の粉でも穴が開いてしまったり、最悪の場合、燃え広がってしまったりする危険性があります。
焚き火用タープは燃えにくい3つの素材から選ぼう!
タープの下で焚き火をするためには、火に強い素材(難燃性)でできているものを選ばなくてはなりません。難燃性のタープの素材には「TC(テクニカルコットン)」「VC(バリューコットン)」「コットン」の3種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、確認してから購入しましょう!
TC素材(コットン35%、ポリエステル65%)
出典:楽天
「TC」は「テクニカルコットン」や「ポリコットン」などと呼ばれており、コットンが35%、ポリエステル65%を混紡した繊維のこと。ポリエステルの速乾性と耐水性とコットンの燃えにくさの両方を兼ね備えた人気の素材!ポリエステルやナイロン素材で作られたタープと比べると倍以上の重量がありますが、難燃性の素材の中では軽量なので荷物の重量を少なくしたい方にもおすすめです。
〈メリット〉
- 速乾性と耐水性がある
- 他の難燃性の素材と比べると軽量で安価
〈デメリット〉
- コットンの割合が低いため、難燃性の素材の中では一番火に弱い
VC素材(コットン60%、ポリエステル40%)
出典:Amazon
VC(バリューコットン)はコットン60%、ポリエステル40%の新素材!TCよりコットンの割合が多くなっているため、より炎に強く、遮光性もUPしているので過ごしやすいのがポイントです。生地の風合いはコットンに似て柔らかく、ナチュラルな印象。デメリットとしてはコットンの重みが増したため、重量が増えたこと。さらにコットンの吸収性により雨や湿気を吸いやすく重くなってしまうことも…。
〈メリット〉
- TC素材より難燃性UP
- 遮光性があるため濃い影を作ってくれて過ごしやすい
〈デメリット〉
- TCよりも重い
- 雨などの水分を吸収しやすい
コットン(コットン100%)
出典:PIXTA
「コットン」はその名の通り綿100%を使用した素材。火に強い素材のため、多少火の粉が飛んできたとしても穴が開いたり、燃え広がる心配がない上、経年劣化が少ないのも特徴です。化繊にはない優しい風合いでシミや色むらさえも、味わいとして楽しめるナチュラルさが魅力。
コットン自体が重い素材なので、ポリエステルやナイロンを使ったものと比べると重さが4倍以上になることもあります。また、吸収性が高いため雨が降ってしまうと水分を吸ってより重くなり、コットンの吸収量を超えると雨漏りしてしまう可能性も!速乾性はないためしっかり乾かしてお手入れをしないと、カビが生える原因につながることもあるので要注意!
〈メリット〉
- 高い難燃性
- 優しい風合いとナチュラル感がおしゃれ
〈デメリット〉
- 重い
- 雨を吸収してより重くなったり、雨漏りしてしまう
- 乾くのに時間がかかる・お手入れが大変
- 高価
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