ー23℃でも快眠できる!?NANGA最高峰の寝袋で真冬のキャンプも寒さ知らず

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その名は「LEVEL8」。NANGAが満を持して贈る極寒仕様寝袋のここがすごい!

ダウンの性能を最大限に引き出す、最先端テクノロジーを駆使したキルト構造

快適温度/限界温度 -13℃/-23℃。極寒に耐えうる仕様。

防水透湿生地のオーロラライトを使うことで、雨水からの濡れを防ぎながらも寝袋内の湿気などは外へ逃すという、寝袋最大の課題をクリア。さらに、ダウンを封入した際に効率よく保温ができるよう、独自に開発したディファレンシャルボックスキルト構造をシリーズすべてに採用。台形バッフル形状とディファレンシャルカットを組み合わせ、キルトにダックダウンの性能を引き出す理想的なふくらみを持たせています。これにより、国内のほとんどすべての冬山に耐えうる保温力を実現しました。

ダウンの質を厳選し、封入量も大幅にアップ。包み込まれるような温かさを実現

出典:NANGA

成鳥から採集したダウンを1,000gも封入

寝袋の命ともいえるダックダウンにこだわっているのもNANGAの特徴の一つ。一般的には、飼育日数40日未満の若い水鳥の原毛を使うことが多いのですが、NANGAではその倍の約80日間飼育した、大きく育った水鳥から原毛を採集しています。成鳥の原毛は丈夫で反発性が強く、かさも高いなど、時間をかけて育った分高品質。そんなダックダウンを超撥水加工した「UDD DX」を、「LEVEL8 -23 AURORA light(レベル8 -23 オーロラライト)」では1,000gも使用しています。

また、ダウンにはFP(フィルパワー)数値というものがあり、これも品質の指標となります。「ダウンの強度」または「その圧力に対する反発力」を表す数値で、これが高いほど保温性が高いのだとか。

「レベル8 -23 オーロラライト」のFPはといえば、770超。もともと質の高いダックダウンを使っているために、FPは商品ごとに大きな差はないようですが、それでもNANGAラインナップの中でもトップクラスです。

ファスナー位置も見直すことで冷気の侵入を軽減

蓄光性のあるファスナーで、暗闇でもさっと暖かい寝袋の中へ

冷気の入口、ファスナーの防御を徹底的にアップ!

従来の商品ではファスナー位置がサイドに設定されていましたが、LEVEL8シリーズのファスナーは胸に近い(地面から遠い)位置に変更。これにより、地面からの冷気の侵入を軽減しています。

ただし、位置を高くしたとしてもファスナーから冷気が侵入してくることには変わりありません。そこで、ファスナーの裏にダブルドラフトチューブを設けて冷気を遮断し、保温力を向上させました。寝袋の中に入ってしまいさえすれば、オリジナル構造のキルトの中に封入されたたっぷりの高品質ダックダウンがやさしく体を包み込み、防水力の高いAURORA lightの生地が湿気をよせつけず、ファスナーからの冷気もシャットダウン。朝まで快眠間違いなしです。


LEVEL8をNANGAの厳冬本格派モデルと比較してみた

出典:NANGA

そもそも、これまでの寝袋も抜群の保温力と寝心地のよさで評価が高いNANGA。既存商品とLEVEL8がどれだけ変わったのか、比較してみました。

同じオーロラライトの生地を使った「900DX」という商品はダウンの量も近いのですが、こうして見るとダウン量は100gの差にも関わらず快適温度/限界温度に大きな差が。これこそがキルト構造や冷気の徹底遮断を追求し、保温に効率のよいダウンの量、適切な封入、寝袋の密閉をした成果。

900DXも海外の厳冬期にも耐えるモデルとして人気を博しているアイテムですが、「LEVEL8は次元が違う商品」とメーカーが胸を張るのに納得です。

快適温度/限界温度※1 キルト構造 ダウンの量/フィルパワー指数 ファスナー
LEVEL8 -23 AURORA light -13℃/-23℃ ディファレンシャルボックスキルト構造※2 1,000g/770FP超 胸よりの高い位置
AURORA light 900DX -10℃/-19℃ 台形ボックスキルト構造※3 900g/760FP サイド位置

※1 EU諸国における統一規格、ヨーロピアン・ノームによる温度表示。快適温度は一般的な成人女性が寒さを感じることなく寝ることができる温度、下限温度は一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり、8時間寝られる温度域とされる
※2 台形バッフル形状とディファレンシャルカットを組み合わせ、ダウンの効率的な保温に適した膨らみを実現した新構造
※3 キルトのボックス同士が支えあうことでダウンのかさを最大限に引き出し、片寄りを抑えることで放熱量を軽減する構造


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