THINK SPORTS『冬季オリンピック』

2月4日から、中国の北京で冬季オリンピックが予定されている。コロナ禍でさまざまな制限が設けられての開催になりそうだが、4年に一度、冬のスポーツをまとめて見ることができる貴重な機会を楽しみたいところだ。

1924年に第1回が行われた冬季オリンピックは、これまで23回開催されている。当初は夏季オリンピックと同じ年に実施されていたが、1994年のノルウェーのリレハンメル大会から、夏季オリンピックの中間年に行われるようになった。

冬季オリンピックは「雪と氷の祭典」と言われるように、雪上、氷上の競技となる。その特徴はスピードとジャンプ。スピードスケートやスキーの滑降といった、滑ることならではの風を切るスピード感や、スノボードやモーグル、スキージャンプなど、空中に飛んだ刹那に魅力があったりする。

またそうした各種競技が雪や氷の「白」を背景に行われるところに、独特の美しさも感じられる。写真映え、映像映えするシーンが多いのもいいところだろう。

今大会も多くの日本人選手が活躍を誓い、メダルを狙っている。一部の夏季競技とは違い、爆発的に競技人口が多いというスポーツは冬季競技にはない。それだけに、出場する各選手たちが、自らがこの後も競技を続けられる環境にいるため、そして自らの活躍でその競技を志す子どもたちが増えてくれるようにと、いつも必死である。

そんな選手たちの美しい姿を応援したいところだ。

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