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最高の一瞬『Bリーグ開幕_エンターテイメント(バスケットボール)』

Bリーグがスタートした時の、2016年9月22日の開幕戦の写真です。東京の代々木競技場第一体育館で、前シーズンのNBLのチャンピオンだったアルバルク東京と、bjリーグのチャンピオンだった琉球ゴールデンキングスが戦いました。

記念すべきプロリーグの開幕ということで、多くのメディアが取材に行き、私は観客席からの撮影ゾーンで写真を撮ることになりました。

驚いたのは、この時に用意されたスペシャルコートです。真っ白な状態のコートを作り、プロジェクションマッピングで線を引いていたのです。得点が入るとセンターサークルに名前が出るなどの演出がありました。

音楽はガンガンかかりますし、試合前やクォーター間やハーフタイムのイベントも派手で、試合以外のところでも楽しめる要素が満載。「スポーツのエンターテイメントもここまで来たか」という感想を持ったのを覚えています。

普段はサッカーを撮影することが多いですが、バスケットボールはゴール数が圧倒的に多いので、1試合のうちで盛り上がるポイントが多くなるのが魅力だと思います。攻撃と守備の場面もはっきりしているので、観客は「ディフェンス!」「オフェンス!」などの掛け声も出しやすいですよね。

選手たちの派手で魅せるプレーも、オーバーアクションになるので、見ていてわかりやすく、盛り上がりやすい。そうした魅せる選手たちは、1試合のうちに必ず何かやってくれるので、見に行ってよかった、撮影してよかったという気持ちになることが多いですね。

▼松岡 健三郎(まつおか・けんざぶろう)

1981年、東京都生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科でスポーツフォトを専攻。2006年よりフリーランスに。2011年から学研の「ストライカーDX」で雑誌の編集も兼任。現在はサッカー、フットサル、バスケなど様々なスポーツを取材したり、編集業も行っている。

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