• HOME
  • 記事
  • その他
  • NGT48センター藤崎未夢さんがテントに欠かせないアレを学ぶ!【みゆキャンプ(仮)】

NGT48センター藤崎未夢さんがテントに欠かせないアレを学ぶ!【みゆキャンプ(仮)】

村の鍛冶屋を訪れた藤崎さん 新潟を拠点に活動する女性アイドルグループNGT48の新センター、藤崎未夢(みゆ)さん(19)が、1人前の女子キャンパーを目指す連載企画「みゆキャンプ(仮)」。本格的に始動した今回は、テント設営に欠かせない「ペグ打ち」がテーマです。藤崎さんが外に飛び出し、その道のプロから、初心者にも役立つ極意を聞いてきました!

1人前のキャンパーになりたい!

前回までのあらすじ

外に出た藤崎さん※ソーシャルディスタンスに配慮して取材しています。撮影時はマスクをはずしています。

趣味をキャンプと公言しているNGT48センターの藤崎さん。hinataの前回の取材では、生後8カ月からファミリーキャンプに行き続けている「ベテランキャンパー」であることが判明しました。外出の自粛が求められていた今年5月には、初めてのおうちキャンプを満喫。ただ、おうちキャンプの準備をしていた中で、これまでキャンプ好きのお父さんに頼っていたことを実感することになります。

「1人で全てこなせるキャンパーになりたい!」
そう決意をした藤崎さんは、キャンプの基本を修行するためにある場所に向かいます…。

実はベテランキャンパー!?NGT48の新センター藤崎未夢さんがおうちキャンプに挑戦【独自取材】 ### 周囲に田んぼが広がるキャンパー憧れの地

村の鍛冶屋新潟市内のNGT48劇場から南西に約35km。藤崎さんが目指したのは、スノーピークやキャプテンスタッグ、ユニフレームなどの大手アウトドアブランドが拠点を構える燕三条地域。緑に色づいた田んぼに囲まれた中に、アウトドア用品の人気通販サイト「村の鍛冶屋」の実店舗はありました。

村の鍛冶屋が販売する高品質の鍛造ペグは今や年数を重ねたキャンパーの定番。初心者で知る人は多くはありませんが、どうやら藤崎さんも、キャンプの先輩たちと同じ道にたどりついたようです。

村の鍛冶屋の実店舗を訪問!

村の鍛冶屋を運営するのは、店舗と同じ建物に事務所を構える金物製造・販売の山谷産業。同社の山谷武範社長が「ついにアイドルが来てくれるようになるなんて、うれしいです」と喜んだ様子で出迎えてくれました。

カラフルなかわいいペグに驚き!

村の鍛冶屋に到着した藤崎さん藤崎:これまで父に頼りきりだったので、最初からきちんと学ぼうと思っています。それにしても色とりどりのペグがあっておしゃれですね!

山谷:赤、青など全部で10色あります。村の鍛冶屋の鍛造ペグ「エリッゼステーク」は、おかげさまで、楽天とAmazonの販売でもペグ部門で毎年1位になっています。

藤崎:ピンクもあって、かわいいです!でもなぜペグに色がついているんですか?

村の鍛冶屋の店内 色とりどりのペグ山谷:色があることでペグを忘れることもありません。ちょっと草が伸びているところでも、黒いペグを放っておくとすぐに見失ってしまいます。また子供の足がひっかかりづらくなるので、ファミリーキャンパーにも人気ですよ。なので地面に目立つ赤は定番ですが、大阪のキャンパーさんからは、特に目立つピカピカのブロンズの注文が多いです(笑)。

藤崎:色はもちろん、これまで家族のキャンプで使っていたテント付属品のL字型のペグとも形が違います。ボールペンのような形状ですが、そんなに機能も違うのですか?

山谷:それは実際に打ってみれば分かりますよ!お店の前でペグの試し打ちもできるので、確かめてみましょう。

ペグを打つ藤崎未夢さん## アイドルだってペグが打ちたい!

村の鍛冶屋さんのペグの秘密を取材

ハンマーについて学ぶ藤崎さん藤崎:あれ、村の鍛冶屋さんのハンマーは打つところが2色ありますね。

山谷:真ちゅうとステンレスの2種類あります。真ちゅうは柔らかいので次第につぶれ、自分だけの使用感のあるハンマーに育てられます。ステンレスは固いのでペグに力が伝わりやすい特長があります。通販では真ちゅうが人気なのですが、店舗で打ち比べた人はほとんどがステンレスを買っていきますよ。

ペグを打って見せる山谷さん藤崎:ハンマーから、そこまで深く考えられているんですね!ペグも長さがいろいろありますけど、何cmぐらいのものを選べばいいのでしょうか?

山谷:普通のファミリーキャンプのテントでは28cmがおすすめです。砂地などの地面が柔らかいところや、風の影響を受けやすいタープでは一番長い38cmががいいと思います。たまに18cmのペグをファミリーキャンプ用のテントに使う人もいるのですが、基本的にはインナーテント向きと考えてください。

ペグを打つ藤崎さん▲新曲「シャーベットピンク」にちなみ、ピンクのペグを選んだ藤崎さん

紐と直角が基本藤崎:これまでなんとなくでペグを打っていたのですが、打ち方にもコツがあるようですね。

山谷:まずはロープに対して直角を意識することです。地面にまっすぐ打ってしまっては、抜けやすくなってしまいます。ペグをちゃんと打たないと、強風のときに自分のテントが飛ぶだけでなく、周囲にも迷惑をかけてしまうかもしれません。この作業はテントが欠かせないキャンプで一番重要な点かもしれません!

全力でも抜けない!!

ペグを抜こうとする藤崎さん▲ペグをまっすぐに抜こうとする藤崎さん

藤崎:ペグなしにテントは張れないですもんね。今触れてみて気づいたのですが、村の鍛冶屋さんのペグは形が丸じゃなくて、楕円の形をしていますよね。

山谷:キャンプ好きだけあって、さすが鋭いですね!ペグは丸いとくるくる回りやすくなってしまうのですが、楕円にすることで地面に対しての保持力が高まります。そのままハンマーをペグの上にある輪っかにひっかけて抜いてみてください。

藤崎:(全身全霊の力で抜こうとする)う〜ん、全然抜けないです…。

山谷:では、ハンマーの先をペグの輪にひっかけてまわしてみてください。

ペグを抜く様子 抜けていくペグ 簡単に抜けたペグ藤崎:(ぐりぐり回してみる)あっ!さっきまでびくともしなかったのに、今度は簡単に抜けますね!!

山谷:楕円形を回すことで地面に空間ができて、今度は抜けやすくなるわけです。

藤崎:ペグといっても、こんなにこだわりが詰まっているとは知りませんでした!今度、キャンプ好きの父にもおすすめしたいです。

関連記事