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もともとはサッカー愛好者のレクリエーション・スポーツ? 砂浜の格闘技の歴史を振り返る|ビーチサッカー


フットボールファミリーの一つとしてじわじわと人気が出てきているビーチサッカー。その歴史を紹介していく。

ビーチサッカー歴史・世界編

過去にはサッカー界のレジェンドも参戦

ビーチサッカーはブラジルのリオデジャネイロで始まった。当時はサッカー愛好者のレクリエーション・スポーツとして親しまれており、1950年に最初のトーナメントが行われ、その後も徐々にプレー人口を増やして、国際大会も開かれるまでになった。

サッカー選手として輝かしい成績を残したレジェンドたちもビーチサッカーをプレーするようになり、有名どころではマンチェスター・ユナイテッドやフランス代表で活躍したエリック・カントナ、ブラジルのレジェンドであるロマーリオなどが挙げられる。

1992年に競技規則の統一が図られたことで、さらにビーチサッカー界が大きく動き出す。世界選手権等などの競技会が盛んに行われるようになり、2005年以降は世界各国において国際サッカー連盟(FIFA)が管轄することとなった。

ビーチサッカーワールドカップ開催

ビーチサッカーの世界大会は1995年にブラジルで行われた。以降も世界選手権は継続して開催され、2005年からはFIFA主催のビーチサッカーワールドカップとして開催されており、2019年に10界目の大会を迎えた。

ビーチサッカー歴史・日本編

初のワールドカップで準決勝へ

1997年に行われたビーチサッカー世界選手権で初めてビーチサッカーの国際大会に出場を果たした。それから8年後の2005年に、FIFAからビーチサッカーワールドカップへの出場招待を受けたことで日本サッカー協会(JFA)は急遽、ラモス瑠偉を監督とした代表チームを選出した。

迎えた本大会では快進撃を見せ、予選グループを突破。さらん準々決勝ではウルグアイ代表に逆転勝利し、ベスト4進出を果たす快挙を成し遂げた。この活躍により日本におけるビーチサッカーの知名度は大きく上がっていくことになったのだ。

全国9地域でビーチサッカーリーグ開催

現在の日本でビーチサッカーの全国リーグは実施されていない。しかし北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州の全国9地域でビーチサッカーリーグが開催されており、各地いくの代表チームによるチャンピオンシップが年1回開催されている。

さらにJFA主催「全国ビーチサッカー大会」も行われており、地域予選は同じく9地域で開催され、その地域の代表チームによる本大会が年1回開催されている。

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