「競技無視」でフォロワー500万人。土井レミイ杏利が示した令和時代の選手像

昨年行われた東京五輪に男子ハンドボール日本代表のキャプテンとして出場した土井レミイ杏利。大会終了後に代表引退を表明したが、ジークスター東京に所属する今も、日本ハンドボール界のトッププレーヤーとして活躍を続けている。

そんな彼は、Tik Tokでフォロワー500万人(※2022年2月24日時点)を誇る「レミたん」という、もう一つの顔を持っている。

Tik Tokクリエイターとして10代の若者から圧倒的な支持を集める一方、競技でも第一線でプレーを続ける異色のアスリートは、2月15日に自身初の著書『レミたんのポジティブ思考 “逃げられない”なら“楽しめ”ばいい!』を発売した。

本書では、自身の生い立ちから東京五輪、代表引退までの競技人生はもちろん、「レミたん」としてSNSで世界的な支持を得ることになった経緯まで、余すことなく綴られている。

日本では「マイナースポーツ」と呼ばれるハンドボールのイチ選手が、いったいどうやってインフルエンサーとなったのか。土井は「競技を普及しようと考えなかったこと」が大きな理由だったと語る。王道とは真逆とも思えるその言葉の真意とはなにか──。

(引用:レミたんTikTok)

■クレジット:
構成=花田雪
写真=田口有史

■目次:
「友人を楽しませる」ことから始まったTikTok
「競技の普及」だけを目指すと外の世界には届かない
“努力”は“夢中”には勝てない
アスリートにも「本業+α」が求められる時代

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