今季初60台 ホステスプロ・土肥功留美の背中を押した声

ホステスプロの土肥功留美が今季自己ベストで滑り出した。(撮影:上山敬太)

<カストロールレディース 初日◇26日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6435ヤード・パー72>

「最近の私からしたら、めちゃくちゃいいゴルフできたと思う」と初日を振り返ったのは、ママさんゴルファーの土肥功留美。4アンダーで回り、9人が出場するカストロール契約選手のうち最上位に並ぶ7位タイで初日を終えた。

「いつもだったらずっとパーできて、どこかでボギーを打って気分が下がるみたいな。何年も何年もそうやってきた」。だが、きょうは前半を3アンダーで折り返すと、「前半をアンダーで回れたおかげかな。少し気持ち的にも余裕ができた。余裕があれば、まあまあいいスコアで上がれる感じ。ボギーの前にバーディが取れることが大事だなって、37歳で改めて痛感しました」。ベテランプロに新しい発見をもたらす一日を過ごした。

『きょうもテレビでママを応援する、理功くん、実功ちゃん。ふたりに良い結果を報告できるように頑張ります』という小石孝之会長のスタートコールで、「あたたかい送り出しを受けられた」ことも大きかったと話す。

他にも「小石会長に『過去に1回だけ初日5アンダーでトップに立っていたことがあるよ、くるみちゃん』って言われたんですよ。それで、アンダーで回ったことがあるんだ~って思ったら、『じゃあ出せるかも』と」。背中を押されて、今季初の60台で18ホールを回りきった。

明日は、「先にバーディを取って、気持ち良く前半をアンダーで引き返すこと。トップ10ぐらいでいたいよね~」。ホステス大会での初優勝へ。2日目を好位置で終えて、最終日につなげたい。

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