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山下美夢有は後半落とすも、連日のアンダーパーで決勝Rへ 「ボギーを減らすことが大事」

山下美夢有は好位置で決勝ラウンドに進む(撮影:福田文平)

<AIG女子オープン 2日目◇11日◇ウォルトン・ヒースGC(イングランド)◇6881ヤード・パー72>
 
山下美夢有は連日の「71」でトータル2アンダーに伸ばし、18位タイで決勝ラウンドに進出。前半2アンダー、後半1オーバーのラウンド後は「きょうは耐えて耐えてのゴルフで、前半は良い流れで回れたけれど、後半はちょっと崩してしまったところがあったので、そこがちょっと悔しい」と振り返った。

初日は持ち前のショットの数字がよく、上位進出には「パター次第」とパットの距離感を課題に挙げていた山下。『29』パットに収めた2日目は「トータルとしてパターが入ってくれたのは良かった」と評価しつつ、「アプローチが2日間通して良くないので、1メートルくらいに寄せられるように練習したい」と新たな課題も。2日間で6ボギーと、セーブできていないのが気になるようだ。
 
それに加え、「前半はショットが安定していて良かったけど、後半はティショットが左右にブレて、なかなかグリーンに乗らなかった」と、スコアを落とした後半はショットが不安定だった。これについては「リズムなのか分からないので、もう一回練習場で見直したい」と修正を図っていく。
 
これで2週前の「アムンディ・エビアン選手権」に続いて、メジャーで2戦連続の予選通過。トップとは8打差と開いたが、2位とは3打差。昨年大会の13位を上回る成績を、十分狙える位置にいる。「まずはノーボギーを目標としているので、ボギーを減らすことがこのコースは大事。頑張りたい」と、日本の女王は予選通過で満足するつもりはない。

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