
日本一の小学生を決める大会「全農杯全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部」(通称「ホカバ」)は、選手にとっても親にとっても、年に1度の大舞台である。今年の大会では、卓球が強いのはもちろん、見た目も華やかに会場を彩る女子選手たちの姿が目に入った。取材者の印象に残った選手たちを紹介したい。(取材・文/二株麻依)
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お母さんが毎回結ってくれる
写真:髙橋茉奈(田坂卓研)
カラフルなヘアゴムを使ったポニースタイルは、田坂卓研(京都府)の6年生、髙橋茉奈。
松島由美コーチによると、「おしゃれ女子なんです。気分が上がるんだと思う」と話してくれた。
練習や試合のたび、髙橋の母が結っているとのことだ。
お団子2個は”ゲン担ぎ”
写真:姚梓彤(姚JTC)
こちらは、ハーフアップのお団子ヘア。姚JTC(愛知)の4年生、姚梓彤。
「お団子を作ると運が良くなると思っていて、いつも2つ作っています」と話してくれた。
強いだけじゃない 可愛さも一流
写真:小西紅偉(Global Athlete)
準決勝を戦った小西。”ぱっつん”前髪に、カールがかったポニーテールを揺らす。
写真:松島愛空(田阪卓研)
女子バンビの部ベスト16には、編み込みにポニースタイルの松島。
(次のページへ続く)「ユニフォームも彩り豊かに」
ユニフォームも彩り豊かに
写真:五十畑寿音(卓桜会)
写真:井形日向子(石原卓球クラブ)
写真:藤田小百合(北海道菊卓会)
写真:友野美夢(佐久穂JTC)
プレーにも装いにも、選手の個性が光る全日本ホカバ。年に1度という大舞台に向けて、きっと大会の朝は、一番の応援団である家族が、娘に朝ご飯を食べさせながらユニフォームを準備し、髪を結って、試合に送り出すのだろう。選手たちは家族の大きな期待も背負って戦っているのだ。
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写真提供:Rallys
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