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スクープ激写! ロイコレが開発中の新ウェッジのバンス効果がスゴイ「オレってこんなにアプローチうまかったっけ」

新発想のバンスで驚きの抜けのよさを実現するロイヤルコレクションの新作ウェッジ(未発表プロトタイプ)(撮影:ALBA)

ロイヤルコレクションの新作アイアン発表会で、見慣れないウェッジを発見。ブランドの刻印がないプロトタイプで、ソールのバンス部分に新発想の設計が施されていた。関係者に聞くと「開発中の新作ウェッジ」だという。

「ストレートネックだけど、グースネックの効果も……」と話したのは、ロイヤルコレクション契約プロの横田英治。見たままを説明すると、ソールに段差をつけることでバンス部分を後方にずらして効果を発揮しやすくしている。
 
ロイヤルコレクションを販売する株式会社アドラージャパンのマーケティングディレクター長谷部祐氏に聞くと、「フェースを開かずに打っても、バンス効果を発揮します。ザックリ癖があってグリーン周りに苦手意識があるゴルファーに使って欲しいです。現在開発中で、発売は8月くらいになりそうです」とのこと。
 
グリーン周りに苦手意識!? そう聞いたら、打たずにはいられない。お願いをして試打をさせてもらった。記者は63歳、ベストスコアは「82」だが最近は100を切るのがやっとのゴルフ。グリーン周りは手前の芝を噛んでばかりで、寄せワンなんてほど遠い状況。
 
芝から打って驚いたのは、抜けのよさ。スクエアに構えて上げて下ろすだけで、スパッと振り抜ける。「本当はオレ、アプローチ上手だったんじゃないか」なんて錯覚してしまうほど。聞くところによれば、左足上がりのライからのアプローチでも、オートマチックにバンス効果が発揮されてヘッドが刺さることがないという。
 
発売に向けてこれから細部をブラッシュアップしていくとのこと。今回はバンカーでの試打は叶わなかったが、新発想ソールは果たしてバンカーでどんな効果を発揮するのだろうか。完成が待ち遠しい。(取材/文・河合昌浩)

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