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渋野日向子が選んだ14本のクラブを比較 今季開幕時と国内初戦でどこが変わっている?

今季国内初戦に挑む渋野日向子。バッグに入れている14本は?(撮影:佐々木啓)

<ブリヂストンレディスオープン 事前情報◇17日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6573ヤード・パー71>

今季国内初戦に臨む渋野日向子の、最新クラブセッティングを中京GCで調査した。そこで開幕時との変化を、改めておさらいしてみよう。今年2月にタイで行われた「ホンダLPGAタイランド」で今季初戦を迎えた渋野だが、その時と現在のクラブの大きな変更点は2カ所ある。

まずタイではドライバーヘッドが契約するピンの『G430 MAX』だったが、現在は『G430 LST』に変更している。これは同シリーズの低スピンモデルで、アジアでの2連戦で「かなり(スピン量が)多かったので、そのぶん飛距離ロスもあった」ということで見直した。ただこれは3月の「LPGAドライブオン選手権」から投入しており、すでに米ツアー6試合で使用済み。ちなみに今季の渋野の米国のスタッツは、フェアウェイキープ率75%(75位)、平均飛距離255.29ヤード(107位)となっている。

またアイアンヘッドは昨年から使用する『i230』のままだが、シャフトがこちらもLPGAドライブオン選手権からかわっている。フジクラのアイアン専用シャフト『TRプロト85』のフレックスSを愛用中。こちらはスイングを変えなくても打ち出しが高くなり、それによって落下角がつくことでグリーンでボールを止めやすくなるというのがウリの一本。昨年、初めて試作品を打った時から、渋野もツアーでの供給を待ちわびていたシャフトだという。国内での使用者も増え、米国でも古江彩佳が投入している。

これ以外は大きな変更ポイントはなし。すっかり手になじんでいるであろうクラブたちと、どのようなプレーを見せてくれるのかが楽しみだ。

【渋野日向子・ブリヂストンレディスでのクラブセッティング】
1W:ピン G430 LST(10.5°、ベンタス TRブルー5S、44.75インチ)
3W:ピン G430 MAX(15°、ベンタス TRブルー5S)
5W:ピン G430 MAX(18°、ベンタス TRブルー6S)
4U:ピン G430(22°、スピーダーTRハイブリッド75S)
5U:ピン G430(26°、スピーダーTRハイブリッド75S)
6~W:ピン i230(TRプロト アイアン85S)
50°、54°、58°:ピン グライド3.0(MCI MILD 105)
PT:ピン アンサー 2D
BALL:タイトリスト プロV1X

【渋野日向子・今季初戦ホンダLPGAタイランドでのクラブセッティング】
1W:ピン G430 MAX(10.5°、ベンタス TRブルー5S、44.75インチ)
3W:ピン G430 MAX(15°、ベンタス TRブルー5S)
5W:ピン G430 MAX(18°、ベンタス TRブルー6S)
4U:ピン G430(22°、スピーダーTRハイブリッド75S)
5U:ピン G430(26°、スピーダーTRハイブリッド75S)
6~W:ピン i230(MCI80R)
50°、54°、58°:ピン グライド3.0(MCI MILD 105)
PT:ピン アンサー 2D
BALL:タイトリスト プロV1X

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