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15回目の出場 ローリー・マキロイは大会3勝目に「近づいていると思う」

9年ぶりの大会3勝目を狙うマキロイ(撮影:GettyImages)

<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇16日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>

今年の海外メジャー2戦目がまもなくニューヨーク州で開幕する。2012、14年と大会2勝を挙げているローリー・マキロイ(北アイルランド)が公式会見に臨み、15回目の出場、そして3勝目に向けて思いを語った。

常に世界ランキングトップを争い、今季は1勝。3月の「アーノルド・パーマー招待」では2位と上り調子で「マスターズ」を迎えるかに見えたが、翌週の「ザ・プレーヤーズ選手権」では予選落ち。そしてキャリアグランドスラムを目指したマスターズでも決勝ラウンドに進めず。苦しみの多い春となってしまった。

失意のマスターズ翌週は、格上げ大会を欠場したことで波紋を呼んだ。「すこし休みが必要だった」としばしの休養に入った。復帰は2週前の「ウェルズ・ファーゴ選手権」。予選こそ通過したものの47位タイと振るわず、結果だけを見れば好調とは言いがたい状態で全米プロに乗り込む。

そして迎えるメジャー。「ゴルフはいいときもあるし悪いときもある。ただやるべきことをやるだけ」と、自身の状態に大きな変化はないと強調。どれだけ気持ちの面でリカバーできたかが、今週のカギとなりそうだ。

スイング面ではトップの位置に違和感があったものを修正中。「2週間前もいいショットはあったし、(勝利に)近づいていると思う。もうすぐじゃないかな」と技術、メンタルの両面での回復具合とコンディションのバランスを保ちながら、大会3勝目を狙う。

メジャー4勝ながら、最後は14年の本大会。歓喜の雄叫びをあげるマキロイの姿が待たれる。

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