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原英莉花が“悪夢”払拭で上々発進 TOTO出場権にらみ「ガンガンいく」

原英莉花が上位で滑り出した(撮影:上山敬太)

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日◇22日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6569ヤード・パー72>

腰のヘルニア摘出手術のためツアーを3カ月間休み、8月の「北海道meijiカップ」で復帰した原英莉花。復帰戦から7試合目となる今週は、4バーディ・1ボギーの「69」発進。3アンダー・13位タイで初日を滑り出した。

まずまずの初日を終えた原だったが、「なんか朝からすごい変な夢を見て、本当に久しぶりに気分が悪かったです。朝に周りの人から『怒ってんの?』とか言われて怒ってはないですけど…」と最悪の気分の中スタートを迎えたという。

それでも、3番パー4では、ピン奥のカラーから6メートルのバーディトライを沈めて、この日初ハーディ。これが特効薬となったようで「すごい強く入ってしまったのがピンに当たって入ってくれて。なんかそこから少し気持ちよくプレーにのめり込めたかなと思います」とそこから3バーディ・1ボギー。“悪夢”から脱することができた。

ケガの影響もあって、現在のメルセデス・ランキングは49位。当面の目標は、11月2日に開幕する日米共催大会の「TOTOジャパンクラシック」(茨城県・太平洋クラブ美野里コース)への出場だ。3週後の「富士通レディース」終了時のメルセデス・ランキング上位35人だけが出場できるため、来季の米ツアー参戦をにらむ原にとって、是が非でも出たい大会だ。

3日間大会の優勝で得られるポイントは200。そうなれば現在の35位を大きく上回ることになる。「どうしてもあと3試合の中で優勝をしないといけないと思うので、明日からビッグスコアを狙ってガンガン行きたいなと思います」。強い意気込みを持って、週末に挑む。(文・神吉孝昌)

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