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日体大の次期キャプテンに就任する中島啓太が、ちょっと“ドライ”な仲間たちへ贈る21年最終戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

中島啓太は07年の石川遼、11年の松山英樹以来、史上3人目のアマ出場となる(撮影:上山敬太)

ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇30日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

史上5人目のアマチュア優勝を挙げても、アジア太平洋地域のナンバーワンになっても、仲間からの反応は「全然ないです」。そんな“ドライ”な日体大の仲間たちは、だからこそ大事な心の支えになっている。

世界最強アマ・中島啓太は肩をタテに回して長くボールを押す!【写真】

パナソニックオープン」優勝の資格で、アマチュアとしてエリートフィールド30人に名前を連ねた中島啓太(日体大3年)。もちろん大会には初出場。開幕まであと2日、この日は早朝から18ホールを回って準備を進めつつ、頭の中には夕方から会うゴルフ部の仲間の顔が浮かんでいた。

パナソニックオープンくらいから行っていないから、久々です」と、ゴルフ部に顔を出すのは約2カ月ぶり。次期キャプテンへの就任決まっている。高校時代にもキャプテンを薦められたが、当時は「ナショナルチームの活動もあって、なかなか顔を出せないから」と断った。

しかし今回は、周囲の後押しもあって受けることに。仲間からの信頼の厚さは、派手な祝福の言葉がなくても伺える。「昨日も同期に会いましたけど、いつも通り接してくれる」と、中島にとっても仲間の存在は大きい。「大学の同期たちは、あまり(自分に)興味が無いと思います」と笑いながら話す様子は、どこか楽しそうだ。

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