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逆転賞金王へは優勝のみ 星野陸也が目指す“2打差アドバンテージ”のゲームプラン | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

星野陸也は最終戦優勝が逆転賞金王への絶対条件となる(撮影:上山敬太)

ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇30日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

最終18番ホールは、毎年“ドラマ”が待っている。227ヤードのパー3、距離が長いだけでなく、奥からの強い傾斜でスコアを落とす選手が続出する名物ホール。優勝争い、さらに賞金王の座がかかっているとなれば、プレッシャーは増す一方だ。

賞金ランク4位の星野陸也&同2位の木下稜介が一緒に練ラン【大会フォト】

「ピン奥1メートルから、3パットした記憶があるんですよね。なるべく手前から打ちたいと思っていますけど、優勝争いしたときに、18番グリーンに来ると怖いだろうな」。そうこぼしたのは、現在賞金ランク4位につける星野陸也。

目標としていた賞金王に向けて2020-21年シーズンで3勝を挙げたが、1位のチャン・キム(米国)との差は約2356万円。逆転賞金王を射止めるためには『優勝』が絶対条件だ。「チャンスがあるので、優勝を狙っていきたい。2打差くらい余裕を持って最終ホールにいけたらいいですよね」と、最終戦での逆転は諦めていない。

コースの難しさを実感しつつ、「ティショットで色々なパターンもあって、戦略性もあるので楽しくプレーできる」とイメージは悪くない。「最終戦まで賞金王争いに絡むことが今までなかったので、すごく楽しみです」と笑顔がのぞく。「ここで優勝して、賞金王になれたら最高です」と、最高の形でシーズンを締めくくりたい。

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