• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 鈴木愛が“笹生優花全米制覇”に思うこと 「日本で戦う選手もやる気に」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

鈴木愛が“笹生優花全米制覇”に思うこと 「日本で戦う選手もやる気に」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

鈴木愛が笹生優花の優勝に感じたこと(撮影:村上航)

<宮里藍 サントリーレディスオープン 事前情報◇9日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72>

前回2019年大会優勝者で連覇がかかる鈴木愛が、会場で練習ラウンドなど最終調整を行った。「例年より球も止まるし、グリーンのスピードも出ていない。スコアが伸びそう」というコースで、王座防衛&今季初優勝を目指す。

写真で比較!笹生優花、タイガー・ウッズとの共通点は?【スイング解説】

現在の課題はショット。「今週に入って、グリップがしっくりきていない。(クラブを)上げた時にフェース面がそろわないことが多い。それ次第ですね」と、少しの不安を残したまま開幕を迎える。それでもパッティングは好調。「中京テレビ・ブリヂストンレディス」9位タイ、「ヨネックスレディス」6位と、成績を上げながら兵庫県に入った。

ディフェンディング大会前には、“笹生優花全米制覇”のビッグニュースが、日本を揺るがした。これについて鈴木は、「結果しか見てないけど、すぐに海外で勝てるのはすごい。すごくダイナミックなゴルフをする。私は年齢を重ねてそれができなくなっているので、うらやましいですね」と素直な気持ちを口にした。

そして、この勝利が日本のゴルフ界に好影響を与えると予感する。「日本選手が優勝争いをすることが増えて、自分もできるのでは、という自信が湧いてくる。日本で戦う選手もやる気が変わるはず。練習を頑張ると思うし、ゴルフ界にいい影響を与える。もう少し練習しないとな、と思った」。“刺激”というよりも“希望”。淡々とした口調ながら、熱い言葉が出てくる。

関連記事